日立製作所は2020年1月28日、パブリッククラウドと高速通信が可能な「ストレージボリューム提供サービス on Equinix IBX」を同年1月31日に販売開始すると発表した。エクイニクス・ジャパンの東京などのデータセンター(DC)に日立製のストレージを設置し、容量に応じた月額課金でユーザーに貸し出す。エクイニクスのインターコネクション(相互接続)機能により、ストレージとパブリッククラウドAmazon Web Services(AWS)との間を高速に結ぶ。将来はMicrosoft AzureやGoogle Cloud Platform(GCP)などを接続先に加えたマルチクラウド環境の提供を視野に入れる。 「機密データを手元に置きながら、ニーズに応じて複数のクラウドを活用できる」。日立の森村知弘 ITプロダクツ統括本部 プロダクツサービス&ソリューション本部 グローバルサービス部 主任技師