1989年、世界で初めてパソコン本体にCD-ROMドライブを標準搭載。 フロッピーディスク540枚分の情報が1枚のCD-ROMに収まり、ハイパーメディアパソコンのキャッチで華々しく登場しました。 憧れましたが、学生の身には高嶺の花でした。 「ハイパーメディアパソコン」と銘打たれた富士通FM TOWNS。 8bitパソコン戦争のネクストとして到来した16bit領域においてNECのPC-9800シリーズが寡占状態にあったこと、ホビーパソコン領域ではシャープのX68000が気を吐いていたことなどを背景に、そしてまた8bitパソコンで富士通FM77AVシリーズのマルチメディア機能が認知されていたことを受けて、16bit領域においてマルチメディア機能の充実でPC-9800の対抗馬となることを意図したパソコンでした。
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