同成果は、大阪大学産業科学研究所の真嶋哲朗 教授、藤塚守 准教授らの研究グループによるもの。詳細は米国の学術誌「Journal of the American Chemical Society」に掲載された。 現在の太陽光エネルギー(主に太陽電池)のコストは化石燃料と比較して高価なため、十分に広まっていない。そこで、太陽光エネルギーを利用して水素を高効率に製造できる光触媒の開発が望まれていた。 今回の研究では、紫外・可視光のみならず近赤外光にも強い吸収をもつ層状の黒リンと、数層からなるg-C3N4との2成分からなる複合体を合成。この複合体に可視光・近赤外光を照射し、複合体の光触媒作用によって、水から水素が効率的に生成できることを確認した。 また、この複合体において、黒リンが可視光・近赤外光に応答する光増感剤として働き、g-C3N4が可視光に応答する光増感剤として働くこと、ならびに黒リンとg
「CEATEC JAPAN(シーテックジャパン)」はかつて家電の見本市でしたが、2016年から「脱家電見本市」を宣言。幅広いモノやサービス、テクノロジーのCPS/IoT総合展を名乗っています。 ホンダは10月3日から6日まで開催される「CEATEC JAPAN 2017」において、「スマート エネルギー ストレージ マネジメント」をテーマに、着脱可能な可搬式バッテリーと充放電機器で構成される「Honda Mobile Power Pack」システムを出展します。 さらに、高圧水素ガスの製造・供給を行う「スマート水素ステーション(SHS)70MPa」コンセプトも披露。自然の力を用いて創り出したエネルギーを貯蔵し、必要なときに取り出して使う、低炭素で効率的なエネルギーの利用・活用を提案すると発表しました。 「Honda Mobile Power Pack」システムは、再生可能エネルギーを利用し
筑波大学などは9月26日、シート状物質「ホウ化水素シート(ボロファン)」を生成することに成功したと発表した。 同成果は、筑波大学数理物質系 近藤剛弘准教授、東北大学材料科学高等研究所 藤田武志准教授、物質・材料研究機構 Nguyen Thanh Cuong ICYS-Namiki研究員、冨中悟史主任研究員、東京工業大学 細野秀雄教授らの研究グループによるもので、9月19日付の米国科学誌「Journal of American Chemical Society」に掲載された。 ホウ素を含む二次元物質としては、2015年にホウ素のみで構成される二次元物質「ボロフェン」が、単結晶の銀の表面上への真空蒸着で生成できることが報告されていた。一方、ポロファンは、新しい水素吸蔵材料や電子材料としての優れた特性を持つものとして理論的に研究されていたが、予測のみにとどまっていた。 今回、同研究グループは、ボ
経済産業省が水素燃料で走るFCV(燃料電池車)の早期普及を目的に、水素ステーションを設置・運営する際の規制を緩和、2018年度をめどに監督者や設備の要件など約20項目を見直すことにしたそうです。 設備の安全基準についても2019年度までにリスクを再評価するそうで、最新の技術や知見を反映し、過剰な安全基準は見直す模様。日経新聞によると、現状では水素ステーションの整備費が4~5億円、運営費が年間4~5,000万円程度かかるそうで、今後2020年までに安価な設備の開発や規制緩和などで整備費と運営費をそれぞれ半減させる考えのようです。 ちなみに、水素ステーションは本年8月末時点で91ヵ所開業しており、政府は東京五輪を開催する2020年度に160カ所、2025年度には320ヵ所まで増やす計画。 トヨタ自動車やホンダはFCVを「究極のエコカー」に位置付けており、経産省がFCVの普及に力を入れる背景には
今回TOYOTA社の出展はなかったが、多くの車関連の展示が行われていたLVCC西館で展示を行っていたのがトヨタ紡織株式会社だ。 MOOXは、完全自動運転のサービス移動空間となっており、移動目的というより中での体験を色々と楽しめるようになって...
電気自動車(EV)の普及が世界中で急加速している。日産は9月にEV「リーフ」の新型を発表。トヨタもEV開発にかじを切る。英仏両政府は2040年までにガソリン車販売を禁止し、独フォルクスワーゲンは25年までにEV50車種を投入する。 現在、EVの車両価格はガソリン車よりやや割高だが、競争激化により今後の値下がりは必至。また同クラスの車両なら、EVへの充電はガソリン車への給油より安上がりだ。 一方で水素をエネルギー源とする燃料電池車(FCV)はかすんでしまった。水素ステーションはまだ全国100カ所に満たず、EVのように家庭では補充できない。FCVの価格は700万円超。国などが300万円もの補助金を出す異常な販売が続く。 経済産業省は水素エネルギー普及へ旗を振るが、そもそも水素は石油や天然ガスのように湧いて出るモノではない。天然ガスなどから水素を製造し、主に発電に利用している。 ならば電力会社の
九州新幹線西九州ルート(長崎新幹線)で、フル規格とミニ新幹線方式での調査が行われる見通しとなりました。与党検討委員会が国土交通省に要請しました。 建設費や投資効果などを確認 九州新幹線西九州ルートに関して、与党整備新幹線建設推進プロジェクトチーム九州新幹線検討委員会(与党検討委員会)は、2017年9月27日、国土交通省に対し、新鳥栖-武雄温泉間の整備に関する調査の要請をしました。 フル規格化した場合とミニ新幹線方式を導入した場合の建設費や投資効果、収支採算性などを試算し、山陽新幹線への乗り入れの可否などを確認したうえで、2017年3月末までに報告するよう求めたものです。 同区間はフリーゲージトレイン(軌間可変列車:FGT)による運行を計画していましたが、開発のメドが立っていません。与党検討委員会はFGTについても再調査を要請し、フル規格、ミニ、FGTの3方式から整備手法を再検討する見通しで
線路が好きだ。 なかでも、多数のポイントでぐちゃぐちゃに分岐しているような景色に興奮する。 そんな線路分岐好きの間で至高と言われているのが、奈良県にある近鉄の大和西大寺駅である。本当にこんなに必要なのか、というくらい多数のポイントが接続され、もううっとりしてしまうような光景を生み出している。 悔しい。東京にもこんな駅ないだろうか。 というわけで、大和西大寺に匹敵する駅を探しに出かけた。
by Kelly Sikkema 「デザインはアートではない」ということは、デザイナーにとっては常識であっても、あまり一般には浸透していないことと言えます。そんな中、「I Love New York」のロゴを手がけた88歳のグラフィック・デザイナー、ミルトン・グレイザー氏が実践的なデザインの定義について、わかりやすく語っています。 Graphic design legend Milton Glaser dispels a universal misunderstanding of design and art — Quartz https://qz.com/823204/graphic-design-legend-milton-glaser-dispels-a-universal-misunderstanding-of-design-and-art/ グレイザー氏が語るデザインとは「現在の
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