博多発東京行きのぞみ34号が11日に走行中、車両から異臭や異常音がして東海道新幹線名古屋駅で運休となったトラブルがあり、車両を所有するJR西日本は12日、車体と車軸を固定する鋼製の台車枠に亀裂が、台車に油漏れが見つかったと発表した。 運輸安全委員会は同日、事故につながる恐れがあったとして平成13(2001)年に前身の航空・鉄道事故調査委員会ができて以降、新幹線で初の重大インシデントと認定し、鉄道事故調査官を名古屋駅に派遣した。 問題の列車は亀裂が拡大する恐れがあるとして、名古屋駅のホームに停車中。今後、JR西などが車両を移して詳しい原因を調べる。 JR西によると、亀裂が見つかったのは先頭から4両目に当たる13号車で、国土交通省は台車枠が破損すると車軸を固定できず、脱線につながる恐れがあるとしている。 この他に台車部分では、モーターの駆動を車輪に伝えるための管が黒く変色しており、歯車箱(ギア
2017年3月、阪急電鉄は、なにわ筋連絡線構想を打ち出した。十三(じゅうそう)駅から分岐し、大阪駅北側の再開発地、うめきたエリアに設置されるJR北梅田駅(仮称)へ至るプランで、北梅田と難波を結ぶ地下新線「なにわ筋線」計画と連動した動きになる。5月には、大阪市と大阪府、JR西日本、南海、そして阪急の5者が合意文書を交わした。 阪急は、新線整備に意欲的だ。今年だけでも、なにわ筋連絡線のほか、新大阪連絡線構想、伊丹空港連絡線構想、神戸市営地下鉄直通運転構想と立て続けに報道があり、関西で話題を呼んでいる。なぜこのタイミングで前向きな発言をし始めたのだろうか。 5つの阪急新線計画 近年、阪急が検討をしてきた鉄道計画は、次の5路線だ。
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