凄まじいエンジン音を上げて走り抜ける1台のレーシングカー。マフラーから吹き上がるのは白い煙のような湯気。 この記事の画像(12枚) そして、山の奥深くに建つ施設の煙突からも勢いよく湯気が出ており、実はこの真っ白な湯気に脱炭素社会への熱い思いがある。 水素を燃焼させて走る水素エンジン車 先日、大分県日田市のサーキット「オートポリス」で行われた自動車レースに参戦したのは、トヨタが開発し2021年4月に発表した、ガソリンなどの化石燃料の代わりに水素を燃焼させて走る水素エンジン車。 レースに参戦するのは2度目だが、今回の注目はその燃料の作り方。 燃料となる水素の一部を作ったのが、同じ大分県の九重町にある地熱発電を利用した水素製造プラント。 水素エンジン車についてトヨタ自動車の豊田章男社長は… トヨタ自動車・豊田章男社長: 前回の24時間レースが、使う側の自動車の技術の選択肢を広げる行動であったとす
働く人に役立つプラスαな考え方に注目する「αism」。 グリーンなエネルギーを使った車が、未来に向かって走りだしている。 すさまじいエンジンを上げて走り抜ける、1台のレーシングカー。 そのマフラーから噴き上がるのは、白い煙のような湯気。 そして、山の奥深くに立つ施設の煙突からも、勢いよく湯気が。 実はこの真っ白な湯気に、脱炭素社会への熱い思いが。 先日、大分・日田市のサーキットで行われた自動車レース。 このレースに参戦したのが、トヨタが開発し2021年4月に発表したガソリンなどの化石燃料の代わりに水素を燃焼させて走る水素エンジン車。 レースに参戦するのは2度目だが、今回の注目は、その燃料の作り方。 燃料となる水素の一部を作ったのが、同じ大分県の九重町にある地熱発電を利用した水素製造プラント。 トヨタ自動車・豊田章男社長「前回の24時間レースが、使う側の自動車の技術の選択肢を広げる行動だった
脱炭素社会を目指して開発された水素で走る車が大分県日田市で開催されたレースに参戦し、その燃料として大分県内で製造された水素が使用されました。 この車はトヨタ自動車が開発したもので、7月31日から2日間、日田市のオートポリスで開催された5時間耐久レースに参戦しました。 水素を燃やしてエネルギーにできるようガソリンエンジンの一部の部品を交換しています。 排出するのは主に水蒸気で、二酸化炭素はほとんど含まれていないということです。 今回、使われた水素のおよそ3割は九重町に建設された地熱発電を利用して水素を製造する国内初の施設で作られたものです。 レースでは大分市で水素を販売している大分EBL水素ステーションがおよそ20分に1回のペースで水素を補給し、5時間のレースを完走しました。 トヨタ自動車は「脱炭素社会の実現に加え、エネルギーの地産地消も大切にしたい」としています。
「歴史の島」を最新技術で守ります。廿日市市の宮島にあるお寺が防災用に「水素発電機」をこのたび導入しました。 【吉村行正記者】 「こちらが携帯式の水素発電機です。片手で持てる軽さです」 弥山の山頂近くにある大聖院弥山本堂の前で行なわれた消防訓練で披露された「水素発電機」。フランス製で、容器に水を入れた後アルミニウムやシリコンなどが入った粉末パックを投入すると化学反応で水素が発生。これを電気に変える仕組みです。 1時間から1時間半発電し、最大60ワット、スマートフォン6台を同時に充電できる能力があります。 【訓練参加者は】 「びっくりした、特に山に行くと携帯がつながらないとどうにもならないから」 「軽くてコンパクトで使いやすいというのが一番いい、誰にでも使えるみたいなので」 宮島とフランス・モンサンミッシェルとの観光交流が縁で、1台が寄贈され、導入は県内初です。 1台およそ50万円しますが、粉
九州大学の公用車として、新たに水素自動車が納車されました。 これにあわせて、最先端の水素自動車を集めたモーターショーも開かれました。 19日に納車されたのは、2020年にモデルチェンジされたトヨタの水素自動車「MIRAI」です。 納車式ではトヨタの関係者から、九州大学の石橋学長に車のキーが手渡されました。 納車に合わせて水素自動車のモーターショーが開催され、会場にはキッチンカーや電源車など9台が展示されました。 水素エネルギーの研究が進む九州大学では、燃料電池車と水素ステーションを使った実証実験が進められていて、納車されたミライを通じて将来のエネルギー社会の姿をさらに発信したいとしています。 石橋学長 「エネルギー研究特に脱炭素に対しては昔から研究をしていますので、そういった意味でもいろいろな貢献ができると思っております」 政府は2050年までに二酸化炭素の排出量を実質的に0にする方針を示
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