ゴム業界の常識への挑戦が生んだ、水素ステーション普及の“立役者”:イノベーションで戦う中小製造業の舞台裏(7)(1/5 ページ) 自社のコア技術やアイデアを活用したイノベーションで、事業刷新や新商品開発などの新たな活路を切り開いた中小製造業を紹介する本連載。今回は水素ステーションに採用された「耐水素用ゴム材料」を開発した高石工業を紹介する。 未来のクリーンエネルギーとして、水素が注目されている。2014年、経産省が「水素社会実現に向けたロードマップ」を発表。同年末にはトヨタが燃料電池車「MIRAI(ミライ)」の市販を開始した。2015年11月には「第1回水素エネルギー技術展」が東京ビッグサイトで開催されている。 水素というと燃料電池車が話題となるが、その普及には水素ステーションの整備も欠かせない。水素ステーションにはさまざまな日本企業の最先端技術・製品が集約されているが、その1つとして重要
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