タグ

ブックマーク / chikirin.hatenablog.com (56)

  • モノは安く・ヒトは高く - Chikirinの日記

    安倍総理は「デフレを克服した!」みたいに言うけど、ユニクロもイオンもセブンイレブンも値下げを発表するなど、企業経営者の中には「デフレが終わったなんて幻想」とまで言い切る人もいます。 いったいデフレは終わったのか、終わってないのか。 よく聞く議論ですが、いまやこの問い自体が時代遅れです。 そもそも「デフレとはなにか」・・・基は「財・サービスの値段が安くなることがデフレ、反対に、財・サービスの値段が高くなることがインフレ」と言われます。 通貨側から見ると「貨幣価値が上がるのがデフレ、貨幣価値が下がるのがインフレ」です。 しかし伝統的なこの定義のままだと、今起こっていることは理解も把握もできません。 というのも、今後は「モノの値段はどんどん安く」「ヒトの値段はどんどん高く」なっていくからです。 経済学者の野口悠紀雄先生は下記のの中でこの傾向について指摘し、「急な雨に降られたら、タクシーに乗る

    モノは安く・ヒトは高く - Chikirinの日記
  • 身近な生活でプライシングの練習を! - Chikirinの日記

    テレビと録画機を買い換えようとネットであれこれ調べ、機種をほぼ決めして家電量販店に見に行ったら・・・ ネットとの価格差が予想以上に大きくて愕然とし、買えずに帰ってきてしまいました。 ちょっとした差ならリアル店舗で買いたいと思ってたのですが、テレビが 3.5万円差(ネットで 7万円、実店舗で 10万円強)、録画機が 6万円差(ネット 13万円、実店舗 19万円!)だったんです。合計すると 10万円近い差。 そこまでの差とは思ってなかったので、 えー! と思わず日和ってしまったのですが、じゃあすぐに「ネットで買おっ!」となるかと言えば、そうでもありません。 ネットで買うのと、実店舗で買うのには次のような違いがあるからです。 1)ネット最安値の店はカード使用不可(振り込み、代引きなど) 2)引き渡しは玄関先(玄関からリビングなど設置場所までは購入者が運ぶ。もしくは別途依頼をし、追加料金を払う)

    身近な生活でプライシングの練習を! - Chikirinの日記
    tk18
    tk18 2015/03/14
  • 圧倒的に新幹線(高速鉄道) - Chikirinの日記

    先日、金沢に行ったら、今年の3月から東京と新幹線で結ばれるってことで、駅にすごい気合いが入ってました。 ↓ 今、長距離の高速移動を可能にする手段としては、 ・鉄道 ・飛行機 ・高速道路+自動車 ・船 があるわけですが、この中で鉄道は圧倒的に使い勝手がよいです。 高速道路&自動車って、 ・渋滞や事故があり、移動時間が読めない ・誰かが長時間、運転する必要がある(疲れるしヒューマンエラーも多い) ・外国人や高齢者、免許を持たない若者には使えない(高速バスは別) ・高速代金、車の維持費などがバカ高い 自動車が向いてるのは、長距離の都市間移動(東京から金沢まで)ではなく、家から東京駅とか、金沢駅から目的地までといった、「鉄道に乗る前 & 降りた後の目的地までの移動」なんだよね。 なお、彼女と仲良くなるためのツールとか、地方の生活の足としての自動車利用は、長距離移動の話じゃないんでここでは無関係。

    圧倒的に新幹線(高速鉄道) - Chikirinの日記
    tk18
    tk18 2015/02/13
  • ホテルの備品をパチる人対策あれこれ - Chikirinの日記

    ビジネスホテルや古めの温泉旅館に泊まると、洗面所の壁にこういうドライヤーが付いてたりします。 ↓ これ、ユニットバスだと同行者がシャワーを浴びている間はドライヤーが使えないし、パワーも弱いし、あまり好きではないのですが、なぜこれが広く普及してるかというと、 「安いから」ではなく、ドライヤーを客に持って帰られないため、つまり盗難防止なんですよね。 他にも、「市販のドライヤーなんだけど、コンセントにプラグを突き刺す部分だけは、壁の向こう側や引き出しの奥にあって触れない=壁や引き出しの奥からいきなりコードが出ている」、みたいなのもあります。 これだとパワーは(普通のドライヤーなので)十分ですが、やはり場所が動かせないのが不便。 ★★★ 日ではあまり見ませんが、海外の安ホテルではハンガーもこういうタイプだったり・・・。これも盗難防止策で、一番上の部分はポールにハメられているので外れません。 で、

    ホテルの備品をパチる人対策あれこれ - Chikirinの日記
    tk18
    tk18 2015/02/13
  • 考える力の弱い人へ - Chikirinの日記

    考える力には(生まれつき)個人差があります。 他の能力と同じように、つまり、走る力とか、歌う力とか、香りを嗅ぎ分ける力などと同じように、生まれつき、それが得意な人と下手な人がいるんです。 そしてどの力も同じですが、誰でもきちんと方法論を学び、かつ実践練習を重ねれば、ある程度は上達します。 でも、スタートラインは人によって違うし、ポテンシャル(学んで練習すればどこまで伸びるかという可能性)も人によって違います。 つまり、考える力が高い人と低い人が(あらゆる能力について、その能力が高い人と低い人がいるように)いるってことです。 考える力が弱い人がその力を伸ばすには、『 自分のアタマで考えよう 』 に書いたように、「考える方法論を地道に学び、それを何度も実践で使って練習する」のが王道ですが、実はもうひとつ、別のアプローチもあります。 それは、できるだけ他の人と違う経験をする、ってことです。 そう

    考える力の弱い人へ - Chikirinの日記
  • まだ動いてない人をいかに動かすか - Chikirinの日記

    最近、相次いで格安スマホが発売されています。 スマホといえば、月々の負担が 1万円前後と高く、自分で稼いで自分で(しかもヘビーに)使ってる人ならいいですが、 ・携帯にしろスマホにしろ、一日 数回 × 数分 しか使わない中高年&高齢者(あとの時間はテレビと新聞を見てる) ・ひとりの財布で 家族全員のために 3人分、4人分の通信料を払ってる片働きファミリー ・生活費がギリギリという低所得家庭 などにとっては、「欲しくても高すぎて買えない」状態でした。こういう人には、中古端末と格安 SIM を自分で組み合わせるなどの工夫も敷居が高く、現実的ではありません。 このため、すでに何台ものスマホを買い換えていたり、使いこなしている「当然スマホでしょユーザー」と、「未だにスマホなんて使ったコトありませんユーザー」が分離し、 普及率もあまり上がらない状態(今年一月の調査でスマホ保有比率は 55.2% 、博報

    まだ動いてない人をいかに動かすか - Chikirinの日記
    tk18
    tk18 2014/05/22
  • A I のある生活 <イメージ編> - Chikirinの日記

    夏に予定している「第三回 Social book reading with CHIKIRIN 」(日程はまだ決めてません)のための、A I シリーズエントリです。 第一回: A I (人工知能) <冬の時代を超えて> 第二回: A I 開発 <新しい主役の登場> 三回目の今日は、具体的な活用事例を見ることで、「A I の存在する未来の生活」について想像を膨らませてみましょう。 今、指向されている(夢見られている)A I の時代とは、 コンピュータは今後、急速に進化し、やがて人間に匹敵する、あるいはそれを凌ぐような知的能力を持つようになる。いずれ人間はコンピュータに『ああしろ、こうしろ』と命令するだけで、あとはコンピュータがまるで召使かロボットのように人間の面倒をみてくれる 世界です。(括弧内は人工知能を研究するジョン・マッカーシー氏の言葉として掲載されている部分の引用) たとえば、自動車に

    A I のある生活 <イメージ編> - Chikirinの日記
    tk18
    tk18 2014/04/19
  • キンドル・ダイレクト・パブリッシング体験記録 - Chikirinの日記

    キンドルの電子出版( Kindle Direct Publishing, KDP = いわゆる“セルフパブリッシング”) を体験し、ひとりで電子書籍を作ってみてどうだったか。 「Chikirinの日記」の育て方 作者:ちきりん発売日: 2013/11/26メディア: Kindle版 今日はそのプロセスについて書いておきます。“だいたい時系列”に並べると、KDP に必要な手順は下記の通りとなります。 追記:下記は2013年当時の体験記であり、現在のKDPの出版方法とは異なる部分も多々あります。ご注意ください 1.アマゾン KDP に登録 ・銀行口座などを登録するだけなので、ごく簡単です。 ・なので、2や3を先に済ませてから、登録すればいいと思います。 2.アメリカの源泉徴収を免除されるための申請 ・めんどくさいです。 ・KDP でが売れるとアメリカで印税収入が発生するため、この手続きを行

    キンドル・ダイレクト・パブリッシング体験記録 - Chikirinの日記
  • 世界は分断されている - Chikirinの日記

    最近、世の中って分断されてるよねーと思うことが多い。 (1)平日の昼間に美術の企画展などに行くと「高齢者&女性」しかいない。びっくりするほど「働き盛りの男性」がいない。今までいた場所の“裏面”を見てる気がする。 (2)渋谷に行くと「この国はめっちゃ若いな」と思い、ニコタマ(二子玉川)に行くと「世の中の女性はみんな専業主婦なの?」と思い、郊外の住宅地に行くとあまりの高齢者比率の高さに「どう考えても移民が必要でしょ?」って思う。 (3)大手町や丸ノ内に行くと、男の人がみんなダークスーツ着てて驚く。青山や表参道辺りに行くと「ビジネススーツって禁止なの?」って思う。 (4)去年の末まで(働いている間は)、毎日何十英語のメールを読んだり書いたりしてたのに、今年一年で、ちきりんが書いた英語のメールは多分3。 以前は当然のように毎日英語で話してたけど、この一年で英語で話したのは海外旅行をのぞくと

    世界は分断されている - Chikirinの日記
    tk18
    tk18 2011/12/21
    そして、分断された世界をつなぐのが、経済である。
  • リピートがすべて - Chikirinの日記

    最近ホテルはもちろん、レストランでも「お客様の声をお聞かせください」という紙をよく見ます。いわゆる「顧客満足度アンケート」ですね。 ちきりんがこれ系のアンケートを見ていつも思うのは、まず最初に聞くべきは 「このサービス(施設、商品など)を利用されるのは何度目ですか?」 「次回も(or○年以内に)このサービス(施設、商品など)をもう一度利用しようと思いますか?」 という質問だと思うのだけど、案外見ないもんです。 2番目の問いはたまに載ってるのもあるけど、大半のアンケートは機能やサービス、価格など様々な項目について「とても満足した」から「とても不満」までの5段階で評価しろという形式が多く、最後に「総合点では?」と聞かれます。 確かに個別の機能やサービス項目ごとに満足度を聞けば、結果が出たとき「何を改善すればいいか」が明確になるので、アンケートの作り方として悪くはないと思います。 けれど、実際に

    リピートがすべて - Chikirinの日記
  • 今、私たちが読むべき本 - Chikirinの日記

    ちきりんは大きな選挙がある日は夜の予定をいれません。余程のことがないかぎり、家で選挙特番をみるようにしています。昨日も早めの夕を済ませて20時にテレビのスイッチをNHKに合せました。 そしたら大河ドラマをやっていてびっくりしました。驚いて他のチャンネルを見てみましたが、地上波はどこも選挙報道をやっていません。 国政選挙の場合、NHKはもちろん地上波の大半の局が投票締め切り直後から選挙特番を始めます。なぜ昨日は一切そういうことがなかったのでしょう? テレビ局は「今回の選挙は地方首長選であり、国政選挙ほど重要ではない」と判断したのでしょうか? これは、最もいい方に解釈した場合の理由です。実際には彼らは、「社内規定で、“国政選挙は特番”、“地方選挙は速報&ニュースでカバー”と決まってるんで」的に、なんの判断もせず「今回は地方選だから特番無し」と決めたのでしょう。 その後テレビを諦めてネットを探

    tk18
    tk18 2011/11/28
    読了済み
  • ギリギリまで「まとめに入らない」能力 - Chikirinの日記

    会社で働いていた頃、「この人、すごいっ!」と思う人にたくさん出会いました。 中でも私が一番感心したのは、「超ギリギリのタイミングまで、まとめに入らない人たち」です。 なんでもそうですが、何かを作り上げる時には「作る」+「整える」という二段階の作業が必要です。 最初の「作る」は「中心的な価値」を生み出す作業で、 後半の「整える」は、生み出した価値をお客様に説明しやすく&売りやすくするため、細部や体裁を整え、きれいにパッケージする、みたいな作業です。 この「作る」から「整える」に移行するタイミングを「まとめに入る」と呼びます。 たとえば 10日後に締め切りの企画書があるとしましょう。 このとき、デキる人は最初の 9日間は「まとめ」についていっさい意識せず、思考をどんどん発散させて、考えることに集中します。 一方、6日目くらいからは「まとめ」を意識して「落としどころ」を探りに入る人もいます。これ

    ギリギリまで「まとめに入らない」能力 - Chikirinの日記
    tk18
    tk18 2011/11/25
  • 「TPP」より 「11月27日」 - Chikirinの日記

    この、第一章で堺屋太一さんが「日の現状をどうみるか」と、「今、日に必要な改革とは何か」について書いていらっしゃいます。ちきりんはこの章を読んですぐにを閉じてしまいました。 今の日の問題とその処方箋があまりにキレイに言葉にされていたので、軽くショックを受けたからです。なんでこういう意見を知識としてから得る前に、自分のアタマで考えられないのか、絶望とまでは言わないけれど、「あああ」と思えてしまいました。 あたしって『自分のアタマで考えよう』ってを出したばかりなんじゃなかったっけ? 体制維新――大阪都 (文春新書) 作者: 橋下 徹,堺屋 太一出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2011/11/01メディア: 新書購入: 8人 クリック: 338回この商品を含むブログ (99件) を見る ちきりんは2年半前にも「3つの偽り」by 堺屋太一氏というエントリで、堺屋氏がもつ社会への洞

    tk18
    tk18 2011/11/16
  • 日本で一番すごい美術館 - Chikirinの日記

    ちきりんは美術館や博物館巡りが大好きです。 海外の美術館、国内の企画展などにもよく出かけるのですが、今日は、「日で一番すごい美術館はどこだと思うか?」と問われたら、きっとココだと思うよ!という美術館のご紹介です。 それは・・・ 徳島県鳴門市にある、大塚国際美術館です。 “徳島県の大塚”と聞けばピンとくる方も多いでしょう。ポカリスエット、ボンカレーなどで有名な大塚品、大塚製薬などを擁する大塚グループが作った美術館です。 一族総出で超優良グループ企業を経営している大塚家。創業者一族の富は膨大な額でしょう。 しかもそのお金を(東京ではなく)徳島で使うわけですから、ものすごい広大な土地が買えちゃっており、大塚国際美術館は驚くほど風光明媚な場所にどどーーーんと立地しています。 そして何よりユニークなのはこの美術館のコンセプトです。 ここには物の絵画はひとつもありません。保有する 2000点に及

    日本で一番すごい美術館 - Chikirinの日記
  • 未完の「能力リスト」 - Chikirinの日記

    「頭がいい」「あの人はデキる!」とか、「あいつは能力が高い or 低い」などと言いますが、こういう言葉って具体性がないですよね。 なので、具体的な能力をリストにまとめてみました。 書きかけなので、適宜、付け足したり変更していきます。ずっと作りかけかもです。 <理解系能力> ・理解力 (概念や関係性を把握する力と、その理解の早さ=瞬発力) ・読解力 (書き手の込めた行間を読み取る能力) ・数的処理能力 ・思考体力 (長時間、考えても頭が疲れず、考え続けられるアタマの体力) <記憶系能力> ・短期記憶容量 (例:ちらっと見ただけの数字の羅列や英単語を、すぐにそらんじられる) ・長期記憶容量 (例:読んだの内容、電話番号や人の名前、タレントの名前やプロフィールを大量に記憶してる) ・超長期記憶容量 (例:子供の頃の記憶や、何年も前の事の内容を鮮明に再現できる) <メタ認知系能力> ・洞察力 

    未完の「能力リスト」 - Chikirinの日記
  • 「虚構の自由度」、そしてその価値 - Chikirinの日記

    先日ご紹介した『ハゲタカ』の著者、真山仁さんのもうひとつの名著『ベイジン』を読了。『ハゲタカ』とはまた違う意味で衝撃的でした。この、今のタイミングで日人が読むとかなり複雑な気持ちになると思います。 〜以下、ややネタバレ気味に『ベイジン』のあらすじが書かれています。あらかじめご了解の上お読み下さい。〜 2008年に出版されたこの小説は、中国が北京オリンピックにあわせて世界最大の原子力発電所を稼働させるという計画をたて、そのために指導顧問として日から派遣された原子力技術者が、中国技術者を指導するという話です。 その中で一貫しているのが、「世界最高の技術力をもち、世界で最も安全な日の原子力発電」の関係者が、「中国の危ない原発の建設&運営を指導する」というトーン。中国人労働者や技術者がいかにいい加減か、日技術者がいかにきまじめで安全に気を遣っているかが、延々と描かれます。 ちきりんは

  • 将来有望な若者の将来価値を毀損する、大きなワナ - Chikirinの日記

    最近、若くして起業していたり、小さいけど伸び盛りの会社で働いている若い人から、日の大企業について「驚いた」「あんぐりした」的な話を続けて聞きました。 たとえば「なにかコラボできるんじゃないか」と先方から言われたので話を聞きにいくと、最後には「まあ、半年くらいかけてじっくり検討していきましょう」と言われてのけぞったとか、 向こうから呼び出しておきながら「うちと取引したい会社は五万とある」とエバリくさってるのはどういうコトなんでしょう? と。 そういう話を聞いて「まっ、日の大企業ってのはそんなもんなのよ」と説明しながら、内心では「なんか既視感ある会話だなー」と思ってたんです。 よく考えたらコレ、欧米企業に勤める海外のビジネスパーソンが(昔)言ってたのと同じなんです。 ちきりんが通ったカリフォルニアの大学院の同級生は、半導体やらITやらシリコンバレーの会社に職を得たり、東海岸で金融やコンサル

    将来有望な若者の将来価値を毀損する、大きなワナ - Chikirinの日記
  • 「国を開け!」、とタヒチでビール飲みながら思った。 - Chikirinの日記

    3ヶ月前に、衝撃的ともいえる20代&30代の人口推移をグラフ化した「年功下落の時代へ!」というエントリを書きました。 そのひとつ前にも同様に人口構成の変化と日社会のありようについて書きました。 <過去エントリ> ・「年功下落の世界へ!」→ http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20110325 ・「日の将来」→ http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20110323 この、「日の将来を規定する最も重要な要因は、人口構成の変化だよん」(大事な注→人口減少は問題ないとしても、人口“構成の変化”は大きな問題)という話は、ここ数年いろんな人が指摘しはじめており、もともとこの分野に関心があるちきりんとしては嬉しい限りです。 ただ、前エントリで紹介したベストセラー『デフレの正体』は、現状分析はそのとおりという感じなんだけど、最後に処方箋として示され

    tk18
    tk18 2011/08/05
    人口論
  • 結局、街はローカルが勝ち! - Chikirinの日記

    先日、ロコンドのオペレーションセンター見学に埼玉県の新三郷に行ったんだけど、駅の改札をでて街を一目見た瞬間、感動して一瞬立ち止まってしまいました。 ロコンドとの約束がなくても、そのまま半日、新三郷で遊んで帰ってもいいかも、と思えたくらいです。 あちこちの写真をとりながら、途中で吹き出してしまいました。 「なんなんだ、これは・・」と。おもしろかった。 何がおもしろかったかというと、その埼玉県の街は、そのまんまアメリカの郊外の街だったからです。 JRの駅があることを除き、ほぼそのまんま。こういう街をあたしはたくさん見てきた。 だから「こんなとこにアメリカ田舎町ができてるんだ!」って驚いたのでした。 まずは左手にでっかくイケアがあります。 そして右側に巨大なショッピングモール モールにはお約束のボーリング場付き その向こうにはコストコ まんまでしょ。コストコの駐車場なんて、カートに山ほどの

    結局、街はローカルが勝ち! - Chikirinの日記
  • エネルギー史における中東と先進国 - Chikirinの日記

    原油が高騰してますねー。当然といえば当然。もう世界には石油しかないというこのタイミングで、産油国が政治不安にゆれているのですから。 ところで石油資源ってオイルショックの頃から「あと50年しか持たない」と言われ始めてました。1974年ー1979年、既に35年前です。では今、石油はあと15年しかもたないと言われているでしょうか? 算数的にはそうなるはず。でも実は変わらず「石油資源はあと50年しかもたない」と言われてます。30年後にもたぶん「石油資源はあと50年」と言ってるんでしょう。 なんで?  結局、永久にもつの?? 何が起こっているかというと、石油の埋蔵量自体は“いっぱい”あるんです。でも、その時点の科学技術をもって計測できない埋蔵量は、理屈としては“ない”とされます。加えて、“30年前の技術で採掘可能”であった石油と、“今の技術で採掘可能な石油”の量も違う。昔は、深ーい海の底の石油まで掘

    エネルギー史における中東と先進国 - Chikirinの日記