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エネルギー史における中東と先進国 - Chikirinの日記
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エネルギー史における中東と先進国 - Chikirinの日記
原油が高騰してますねー。当然といえば当然。もう世界には石油しかないというこのタイミングで、産油国... 原油が高騰してますねー。当然といえば当然。もう世界には石油しかないというこのタイミングで、産油国が政治不安にゆれているのですから。 ところで石油資源ってオイルショックの頃から「あと50年しか持たない」と言われ始めてました。1974年ー1979年、既に35年前です。では今、石油はあと15年しかもたないと言われているでしょうか? 算数的にはそうなるはず。でも実は変わらず「石油資源はあと50年しかもたない」と言われてます。30年後にもたぶん「石油資源はあと50年」と言ってるんでしょう。 なんで? 結局、永久にもつの?? 何が起こっているかというと、石油の埋蔵量自体は“いっぱい”あるんです。でも、その時点の科学技術をもって計測できない埋蔵量は、理屈としては“ない”とされます。加えて、“30年前の技術で採掘可能”であった石油と、“今の技術で採掘可能な石油”の量も違う。昔は、深ーい海の底の石油まで掘