低炭素水素の普及を促す新施策、「価格差に着目した支援」の詳細設計:第14回「水素・アンモニア政策小委員会」等合同会議(1/4 ページ) 低炭素な水素の普及に向けた施策として、国は一定の基準を満たした事業を支援する制度の検討を進めている。各事業者がプロジェクトコストを回収できる水素の基準価格と、実際の供給コストの「価格差」分を支援する方針だ。第14回「水素・アンモニア政策小委員会」ではこの新制度の詳細設計について検討が行われた。 2050年カーボンニュートラルに向けて、電化が難しい分野においても脱炭素化を進めるため、水素の活用は重要と考えられている。2024年5月に成立した水素社会推進法(脱炭素成長型経済構造への円滑な移行のための低炭素水素等の供給及び利用の促進に関する法律)では、「価格差に着目した支援」や規制の特例措置が講じられている。 資源エネルギー庁の「水素・アンモニア政策小委員会」等
![低炭素水素の普及を促す新施策、「価格差に着目した支援」の詳細設計](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/63bc389bf2edb37aac7e643df1cc77a732f6cf34/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fsmartjapan%2Farticles%2F2406%2F13%2Fcover_news070.jpg)