福武電気鉄道が今立郡神明村(現在の鯖江市三六町)にあった旧陸軍歩兵第36連隊の兵員輸送を名目に開業した[14]。戦時下における交通企業統制で1945年に福井鉄道となる。1950年に本町通り駅 - 田原町駅間が開業。本町通り駅(2002年に幸橋架け替え工事に伴い廃止)側から福井駅前停留場へ曲がっていた路線は、市役所前駅(現在の福井城址大名町駅)で田原町方面から分岐する形に付け替えられた[1]。また国鉄北陸本線の武生駅より連絡線を介して北陸本線と南越線との貨車の受渡しや南越線の甲種輸送が行われていた。1979年に貨物営業廃止するまでは、貨物営業駅を起点に大和紡績福井工場専用線をはじめ複数の専用線が乗り入れていた。 年表[編集] 1920年(大正9年)9月2日 - 福武電気鉄道に対し鉄道免許状下付(南条郡武生町-福井市間)[15]。 1921年(大正10年)8月12日 - 福武電気鉄道株式会社設