ハジ・ハサナル・ボルキア・ムイザディン・ワッダラー(マレー語: Haji Hassanal Bolkiah Mu'izzaddin Waddaulah、1946年7月15日 - )は、ブルネイ国王(スルターン)。第29代に当たる。日本では「ハサナル・ボルキア国王」の呼称が主に用いられる[1]。首相・国防相・蔵相・外相を兼任し、ブルネイの国体下において、事実上の絶対君主と言える強大な権限を有している [2]。 ブルネイで発行されている複数のブルネイ・ドル紙幣に肖像が使用されている。また、世界各国の君主の中でも有数の資産家としても知られ、ギネス・ワールド・レコーズに世界一の富豪として記録されていたこともある。 スルターン在位期間は57年間にも及び現在の世界の君主の中では最長である。 1946年 7月15日、当時のイギリス自治領ブルネイで王弟(のち国王)オマール・アリ・サイフディン3世の長男とし
