三菱ガス化学は4日、メタノールから生成する水素の供給に向けて欧米2社と提携したと発表した。メタノールから効率的に水素を製造する技術を持つ企業と組み、扱いづらい水素を運ぶための「水素キャリア」としてのメタノール需要を増やす。米エレメント1のメタノールの水蒸気改質と水素精製のノウハウを活用し、スペインのメタノールリフォーマーが水素生成器を製造する。三菱ガス化学はメタノール原料を供給する。3社で商業

住友化学(東京都中央区)は12月12日、プラスチックや接着剤、薬品、塗料など、多様な製品の原料であるメタノールを、CO2から高効率に製造する実証に向けたパイロット設備を愛媛工場(愛媛県新居浜市)に新設し運転を開始したと発表した。今後、2028年までには実証を完了し、30年代の事業化と、他社へのライセンス供与を目指していく。 島根大学との共同開発により、従来製造方法の問題点を解決、事業化へ 従来のCO2からのメタノール製造には、可逆反応(原料から生成物の方向と同時に、生成物から原料の方向へも進行する反応)であることによるメタノールの収率の低さや、反応で副生する水による触媒劣化といった課題があった。
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豊田通商は、米国の直接メタノール燃料電池(DMFC)の開発・製造会社である米・オージャ社と日本市場への事業展開に関する総代理店契約を2月24日に締結したと発表した。 豊田通商は、オージャ社のDMFCを日本へ導入することで、これまでにない新たな電力供給の手段を、日本市場へ供給することを目指す。まずは2月26日から28日に東京で開催される「FC EXPO 2014(国際水素・燃料電池展)」にDMFCを出展、販売を開始し、日本の燃料電池市場へ進出する。 DMFCは運搬や取り扱いが容易なメタノールを燃料として使用し、燃料電池内で化学反応を起こすことにより発電する発電機。既に世界中で流通網が整備されているメタノールを使用することで、近年注目されている水素の燃料電池と比べても、低いコストでの導入が可能で、安定的な電力供給源としての活用が見込まれている。 オージャ社は高い発電効率を実現する技術を有してお
三菱重工業は、シンガポール子会社を通じてカタールの石化大手からメタノール増産用の大規模二酸化炭素(CO2)回収プラントを受注したと発表した。同案件には日本貿易保険(NEXI)が貿易保険を付けた。日系企業の海外現地法人による第三国向けプラント輸出への貿易保険引受は初となる。 三菱重工のシンガポール子会社のMHIインダストリアル・エンジニアリング・アンド・サービス(MIES)がカタール燃油添加剤会社(QAFAC)向けにメタノール増産用の大規模CO2回収プラントを輸出する。三菱重工がQAFACに対してCO2回収技術をライセンス供与し、MIESがプラント建設のEPC(設計・調達・建設)を請け負う。具体的な受注額は明らかにしていない。2014年10月完工の予定。 カタール首都ドーハ近郊にあるメタノール工場に設置し、メタノール製造の過程で排出される燃焼排ガスから、独自開発の特殊吸収液を用いてCO2を分
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