「10分1000円」をどう活かすか? 理美容業界の未来を考える《それゆけ!カナモリさん》(1) - 10/04/24 | 07:10 ■QBハウスの成功要因とは 2010年4月11日付日経MJ3面コラム「底流を読む」に「成熟市場の生き抜き方・運営の工夫で成長軌道に」と題してカラオケ店「ヴァリック」と、「キュービーネット」の事例が紹介されていた。キュービーネットは1000円理容室「QBハウス」を展開している。 記事には以下のような記載があった。 理美容の業界には「10分1000円の法則」がある。10分あたりの料金設定の目安であり、このラインを下回ればそれだけ価格競争が激しいことになる つまり、QBハウスは記事にあるとおり、割安感を前面に出してはいるが、料金設定はこの法則に則っているのである。旧来の理容店がカットやシャンプー、ひげそり、それに軽妙な会話までをパッケージで売っていたものを、