先週ご紹介した床屋のご主人の話。今回はその続きを書いてみようと思います。 儲からないけど安定しているという床屋さんですが、それでも最近では、都市部を中心に激安理髪店が登場し、少し変化が出てきたとのこと。ありますよね、10分いくらという店。これについても、ご主人は「コンセプトというか、経営理念が違いますよね。床屋さんはとにかくお客さんにくつろいでもらえるように、様々な工夫をこらしています。だから競合はしませんね」と自信満々。 このご主人、なかなかのアイデアマンで、毎回店に出かけていくと、店内のディスプレーが変わっているんです。ヒルクライム・春夏秋冬の歌詞じゃないけど、春は桜、夏は氷、秋は紅葉…みたいに、季節感を演出するグッズを使っては、お客さんを楽しませているようです。 さらに、毎回、シャンプーなどの理髪材料や道具類に少しずつ新しいものを取り入れていて、こちらを飽きさせない工夫をされています