【ワシントン時事】米国内で初めてエボラ出血熱への感染を確認された男性患者が異常を訴えてテキサス州の病院を訪れた際、入院させずに帰していたことが分かった。 男性は、流行地であるリベリアから渡航してきたと伝えていた。地元保健当局者らが1日明らかにした。 エボラ熱は発症後に感染するため、男性が病院から帰って入院するまでの間に接触した人の中から、新たな感染者が出る恐れもある。地元当局によれば、これまでのところ、子供5人を含む少なくとも12〜18人が発症後の男性と接触した可能性があり、保健当局が経過を観察している。