こんばんは、牧野です。 前回、その前の前とPostgreSQLのチューニングについてでしたが今日もPostgreSQL関連で、PostgreSQLでのレプリケーションについてです。 MySQLの場合、別のソフトウェアを使わなくてもMySQLだけでレプリケーションを実現できますが、PostgreSQLの場合は別途専用のソフトが必要になります。 今回はそんなソフトの1つ、pgpool-II(以下pgpoolと書いています)を使ったレプリケーションを紹介します。 pgpoolを使うと、PostgreSQLで手軽にマルチマスタ方式のレプリケーションを実現できます。 他にも、コネクションプーリング、アクティブスタンバイ、slony-I等のレプリケーションソフトと組み合わせたマスタ・スレーブ方式のレプリケーション、時間がかかる検索処理を複数サーバで並列処理させる(パラレルモード)というようなことができ
pgpool-IIのレプリケーション 「第2回:コネクションプールで接続負荷を軽減!(http://www.thinkit.co.jp/article/98/2/)」は、pgpool-IIのコネクションプール機能を使って、接続のオーバーヘッドを減らし、性能を向上させる方法について紹介しました。 今回は、レプリケーションと負荷分散について説明します。レプリケーションは可用性を、負荷分散は性能を向上させる機能です。もちろんこれらの機能は前回紹介したコネクションプール機能と組み合わせて使うことができます。 レプリケーションとは、文字通りデータの複製(レプリカ)を複数のPostgreSQL上に作成する機能です。いずれかのサーバーに障害が発生しても、複製したデータを使って直ちに別のサーバーでサービスを継続することができるため、可用性が向上します。 pgpool-IIのレプリケーションは、クライアント
pgpoolとは pgpoolとはPostgreSQL専用のコネクションプーリングサーバーです。2004年にファーストバージョンがリリースされ、2006年にはパラレルクエリなどの新機能を実装したpgpool-IIが登場し、その後もオンラインリカバリーなどの新しい機能を次々と実装しながら進化を続けています。 最近では、非同期レプリケーションシステムとして人気の高いSlony-Iとの組み合わせや、PostgreSQL 8.2からの新機能であるwarm standbyとの組み合わせといった新しい活用方法も注目されています。 本連載では、多様なpgpool-IIの活用方法の中から最もよく使われているコネクションプーリングとレプリケーションを中心に活用方法を解説します。 第1回はpgpool-IIの機能の簡単な紹介とインストール方法について解説します。 多機能ミドルウエアpgpool-II pgpo
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