はじめに X68000 のクロス開発環境 elf2x68k では、Linux (WSL) や MinGW、macOS などの環境で以下のような X68000 のクロス開発を行うことができます。 C/C++ プログラムのコンパイル X-BASIC プログラムの C への変換とコンパイル X68000 で実行するプログラムの GDB を用いたリモートデバッグ 今回、初めて Mac を導入して X68000 のクロス開発環境を macOS 上で構築してみたので、その手順をまとめてみました。 動作は M3 MacBook Air の macOS Sonoma (14.5)上で確認しています。 事前の準備 ターミナルへのフルディスクアクセス設定 macOS のターミナルは Finder の アプリケーション → ユーティリティー から開けます。zsh が動いて UNIX 系の CUI 環境が最初から
