イベントタイトルが人工知能ではなく「超人工生命」なのは、今回のハッカソンに、ドワンゴAI研究所で産まれた自立学習型人工生命体「LIS」(リズ)を取り入れ、その調教手法を競うハッカソンであるためだ。 説明によれば、「LIS」は、Convolutional Neural Network(CNN/AlexNet)と、Q-Network(DQN)を組み合わせたもの(とエラそうに書きつつも、僕自身概念的なことしかわかってないのですが)。ユニークなのは、Unityと接続されていることだ。Unityでつくった仮想空間のカメラ映像を、学習済みCNNで特徴抽出をして、DQNで学習していくAIということになる。 具体的には、任意の仮想空間上に「報酬(リワード)」と「ペナルティ」の概念を持つブロックを配置して、LISを放つ。LISは制限のなかでできるだけペナルティ取得を最小化して、報酬取得を最大化する方法を学習