民主は団体支持拡大に期待=日医新会長、自民落胆 民主は団体支持拡大に期待=日医新会長、自民落胆 日本医師会(日医)の新会長に親民主党を掲げる茨城県医師会長の原中勝征氏が選出されたことは、政界に大きな波紋を広げた。これまで自民党の有力支持団体だった日医のトップが親民主となり、民主党は夏の参院選に向け、各種団体の支援も広がると期待感を高めている。一方、自民党の落胆は大きく、参院選への危機感を示す声も漏れている。 「(原中氏は)非常に民主党に理解いただいている」。民主党の輿石東参院議員会長は1日の記者会見で、新会長について満足そうに語った。 原中氏は「茨城県医師連盟」の委員長として、昨年の衆院選で県内全7選挙区で民主候補を推薦。党内では「選挙にプラス」と歓迎する声が相次いだ。 会長選の結果に関し、民主党幹部は「自民支持団体の切り崩し戦略が奏功した」と強調する。鳩山政権は、診療報酬を10年ぶ