3月30日、日銀の黒田総裁は、共同通信社「きさらぎ会」での講演で、ETFやREITの買い入れについて「従来以上にめりはりをつけた買い入れを行うことで持続性と機動性を高めることができる」と説明した。写真は日銀本店で2019年12月撮影(2021年 ロイター/Kim Kyung Hoon) [東京 30日 ロイター] - 日銀の黒田東彦総裁は30日、共同通信社「きさらぎ会」での講演で、上場投資信託(ETF)や不動産投資信託(REIT)の買い入れについて「従来以上にめりはりをつけた買い入れを行うことで持続性と機動性を高めることができる」と説明した。講演後の質疑応答では、政府が進めるグリーン化・デジタル化について、日本の成長力強化に極めて重要な施策であり、「日銀は緩和的な金融環境を提供することで変革に向けた動きをサポートしていくことが基本になる」と述べた。 黒田総裁は気候変動リスクへの対応について