米国をはじめとするグローバルな金融市場に先行きの不安感が強まっている。写真は都内の株価ボード。2013年10月撮影(2020年 ロイター/Toru Hanai) [東京 5日] - 米国をはじめとするグローバルな金融市場に先行きの不安感が強まっている。これまでは景気のリバウンドと政策効果によって支えられてきた期待先行の市場であり、特に米国の実質金利の低下は、株式市場のバリュエーションの上昇と通貨ドルの下落をもたらした。しかし、これからは経済・企業収益の回復、米大統領選挙後の政治といったファンダメンタルズが重要な要素となってくる。