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ブックマーク / www.tachibana-akira.com (12)

  • 日本企業は「体育会系」大好き、日本社会は「運動部カルト」 週刊プレイボーイ連載(339) – 橘玲 公式BLOG

    すこし前のことですが、ヘッドハンティングを仕事にしているひとの話を聞いたことがあります。新しい部署や事業部を任せられる幹部を、年収1000万円から3000万円で探すよう頼まれるのだといいます。 ヘッドハンターによると、日企業と外資系企業では採用基準がちがうそうです。 外資系企業が評価するのは学歴・資格・職歴・経験、そしてなにより実績で、男女の別や国籍・人種は問いません。それに対して日企業は「男性」「日人」が当然の前提で、女性や外国人はそもそも検討の対象にもなりません。 こういうところに日企業の差別的な体質が現われていますが、それは容易に想像できます。興味深いのは、外資系企業がまったく関心を示さないのに、日企業にとってきわめて重大な属性があることです。それが「体育会」です。 「いつも不思議に思うんですけど」と、ベテランのヘッドハンターはいいました。「大学の運動部出身というと、どこも

    日本企業は「体育会系」大好き、日本社会は「運動部カルト」 週刊プレイボーイ連載(339) – 橘玲 公式BLOG
    tokinaka
    tokinaka 2018/06/11
    先の大戦で学ばなかったのがバレてる。
  • 「富裕層増税」は道徳的に正当化できるのか? – 橘玲 公式BLOG

    『週刊東洋経済』2013年3月16日号に掲載された「資産フライトを狙い撃ち 富裕層“日脱出”に苦心」を編集部の許可を得て掲載します(雑誌掲載時とは若干異なっていますが、こちらがオリジナルです)。 ************************************************************************ 2014年からの消費税引き上げに先行して、所得税と相続税の「富裕層増税」が決まった。 民主政治質はポピュリズムなので、“金持ち”バッシングは常に大衆受けのする政策として人気がある。これは日だけではなく、フランスでは新自由主義的な改革を批判して新大統領になった社会党のオランドが、年収100万ユーロ(約1億2000万円)を超える個人の所得税率を40%から75%へと大幅に引き上げようとしている。 増税に反発した富裕層は、高級ブランドを展開するモエヘネシ

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    tokinaka
    tokinaka 2013/03/28
  • 日本はスピリチュアル社会になっていく? 週刊プレイボーイ連載(69) – 橘玲 公式BLOG

    まず、次の3つの質問に答えてください。 A 悪いことをしたらバチが当たると思いますか? B 良い行ないをしたときも、悪い行ないをしたときも、神や仏はこれを知っていると思いますか? C 悪いことをすれば、たとえその人に何事もなかったとしても、その子や孫に必ず報いがあるという言い伝えがあります。あなたはそう思いますか? おそらくあなたは、いくつかの質問に「いいえ」と答えたでしょう。 次にこの質問を、1976年と2005年の日人に訊いたとしたら、どのような結果になるか想像してください。 世代が変わるにつれて、「はい」と答えるひとの比率は少なくなると思ったのではないでしょうか。76年にこの調査を行なった研究者たちも同じです。「お天道様が見ている」と信じる素朴な道徳感情は、お金がすべてのドライな世の中では廃れていくにちがいないからです。 ところが30年後に同じ質問をしてみると、驚いたことに、「古い

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    tokinaka 2012/10/09
  • 【夏休み推薦図書】インドヘ馬鹿がやって来た – 橘玲 公式BLOG

    暑い日が続いていますが、そんな時に元気になれる『インドヘ馬鹿がやって来た』を紹介します。 80年代に麻雀、パチンコ、競輪などのギャンブルマンガで活躍した著者の山松ゆうきち(1948年生まれ)は、2003年に初のベスト集『山松』を刊行するが、その頃から仕事がなくなり、好きなギャンブルにも行けなくなったことから、一攫千金を狙うことを決意する……。 山松が思いついたビジネスは、インドで日のマンガを翻訳出版するというものだった。理由は、以下のとおり。 インドにはひとがたくさんいる。 インドにはマンガがない。 ないものは売れるに決まっている。 このとき山松は56歳で、インドはもちろん海外旅行に行ったことすらなく、英語もヒンディー語もまったく話せず、おまけに現地に1人の知り合いもいなかった。そのうえS字結腸をガンで取ってしまったため排便に難がある。それでも60万円ほどの現金を持ってインドに渡り、身

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    tokinaka 2012/08/19
    面白い。すごいガッツ。
  • お金を必要としているのは誰なのか? – 橘玲 公式BLOG

    先日、慎泰俊『ソーシャルファイナンス革命』を紹介したが、私はこうしたファイナンスのイノベーションについて、若干の疑問を持っている。それについても忘れないうちに書いておきたい。 ムハメド・ユヌスがマイクロファイナンスを始める前は、新興国の貧しいひとたちは金融業者から年利数百パーセントというきわめて高い金利で融資を受けるしかなかった。だが慎氏も指摘するように、これは金融業者が暴利をむさぼっていたわけではない。新興国に特有のさまざまな事情(高いインフレ率、政治的・社会的なリスク、モラルハザードなど)によって、“暴利”でなければビジネスが成立しなかったのだ。 ところがユヌスは、融資の返済を「連帯責任」にすれば回収率が劇的に高まることを利用して、貧しいひとたちに少額の無担保融資を「低利」で提供した。これはスゴいイノベーションで、貧困への取り組みを一変させたからこそノーベル平和賞を受賞したのだ。 とこ

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    tokinaka
    tokinaka 2012/07/20
  • 「独立国家」はどうやってつくるのか? – 橘玲 公式BLOG

    書名を見たとたん、「うわっ、やられた!」と思った。坂口恭平『独立国家のつくりかた』のことだ。 10年くらい前に、これと同じタイトルのを考えて、資料を集めたことがあった。しかしけっきょくうまくいかず、企画を放棄してしまった。 国家というのは、一般に以下の3つの要素が必要とされている。 ①領土 ②国民 ③主権 このうち領土と国民はなんとかなったとしても、主権の獲得はきわめて困難だ。主権は近代国家のインナーサークルの既得権で、アメリカなどの大国が承認し、国連の議決を経て、インナーサークルの正規メンバーにならなければ手に入らないのだ。 そうはいっても、「国家をつくる」という発想は魅力的だ。私が当時調べたなかでは、次の3つのプロジェクトに想像力を刺激された。 ①シーランド公国(Principality of Sealand) シーランド公国の“領土”は第二次世界大戦時にイギリスが北海に建設した対空

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    tokinaka 2012/05/24
  • 日本人はどんなふうに「特別」なのか? 週刊プレイボーイ連載(50) – 橘玲 公式BLOG

    人が「自分たちは特別だ」と思っていることはよく知られています。そしてこれは、理由のないことではありません。 なんといっても、20世紀前半までは、欧米以外で近代化に成功した国は日しかありませんでした。これは歴史的に見てもきわめて特異な現象ですから、そこにはなにか特別な理由があるはずだ、と誰もが考えます。 福沢諭吉の「脱亜入欧」以来、「日はアジアでは別格だ」という優越感と、「先進国では唯一の黄色人種」という劣等意識が日人を深くとらえていました。しかし1970年代に「四匹の龍(韓国台湾・香港・シンガポール)」の経済成長が始まり、東南アジアがそれにつづき、冷戦の終焉によって中国やインドが市場経済に舵を切ると、アジアは急速に「近代化」していきます。いまでは、「アジアには市場経済や資主義を受け入れる土壌がもともとあって、そのなかで日は、地理的・歴史的な偶然からもっとも早く近代に適応でき

    日本人はどんなふうに「特別」なのか? 週刊プレイボーイ連載(50) – 橘玲 公式BLOG
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    tokinaka 2012/05/21
  • 「パブリック」というユートピア思想 – 橘玲 公式BLOG

    Googleが3月に導入した新たなプライバシーポリシーが波紋を呼んでいる。検索サービスのほか、メール、地図、ナビゲーション、写真管理、動画配信(ユーチューブ)、スケジュール管理、自動翻訳、書籍検索、ブログ閲覧など、60以上のサービスで顧客情報を統一して管理し、「利便性を高める」ものだ(玉井克哉〈日経新聞4/11朝刊『経済教室』〉)。 これが「プライバシー侵害」として強く批判されるのは、Googleがネットユーザーのプライバシーを収集し、ビジネス化しようとしている(ユーザーの行動履歴から効率的な広告配信をしようとしている)、と考えられているからだろう。プライバシー権に敏感なEUでは、「忘れられる権利」すなわち自己にかかわるいっさいのデータの消去を顧客が求める権利を立法化しようとしているという(玉井、上記)。 もちろんGoogleが私企業である以上、収益の最大化を目指していることは間違いない。

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    tokinaka 2012/04/19
    閉鎖的な伽藍空間では、悪い評判から身を守るために匿名の世界に身を隠す「ネガティブゲーム」がもっとも有利になる。それに対して開放的なバザール空間では、できるだけ多くのよい評判を集めようとする実名での「ポ
  • 純粋な「掛け捨て年金」はどうだろうか? – 橘玲 公式BLOG

    橋下徹大阪市長が「維新版・船中八策」のなかで、年金の積み立て方式への移行と「掛け捨て年金」を組み合わせる新しい年金制度を主張している。具体的な内容は詳らかになっていないが、年金はじゅうぶんな老後資金がないときのための保険であり、資産家や高所得者には支給しないということらしい。 「船中八策」には首相公選制や参院の廃止など大胆な項目が並んでいて、新自由主義/市場活用型の改革モデルになっている。政党としてはもちろんすべての項目で実現を目指しているのだろうが、議論をすること自体にも意味があると思うので、この耳慣れない年金制度について私見を述べてみたい。 まず原理的にいって、すべての保険は「掛け捨て」だ。もっと簡単にいうと、保険の仕組みは宝くじと同じで、賭けに外れたひとから当せんしたひとに富が移転する。当然、外れを引けば宝くじの購入代金は“賭け捨て”になる。 生命保険というのは「不幸の宝くじ」で、た

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    tokinaka 2012/02/23
    高齢者の最大の不安は、自分が予想以上に長生きして、お金が尽きて誰にも面倒を見てもらえなくなることだ。長寿が罪悪のようになってしまう社会は、どう考えても間違っている。「掛け捨て年金」は、長寿のリスクに完
  • 今年はどんな年になるだろうか2012 – 橘玲 公式BLOG

    ひさしぶりに日に戻ってきて、たまっていた新聞を整理しながら、今年はどんな年になるのか考えてみた(去年も同じことをしていた)。 もちろん誰も未来を知ることはできないし、去年の予想でも、東日大震災や原発事故はもちろんのこと、(中東を旅したばかりだというのに)「アラブの春」の到来にもまったく気づかなかった。その一方でユーロ危機のように、予定調和的に事態が悪化していくものもある。これは、「構造的な問題は現実化する」からだ。 その意味で昨年は、世界がどのような構造的な問題を抱えているのかが明らかになった年だった。 アメリカは、「雇用なき回復Jobless recovery」から抜け出せそうもない。年末の株価は1万2000ドルをなんとか維持したが、失業率は2009年以来9%台に張りついたままで一向に改善の気配がない。国勢調査局によれば、アメリカ貧困者は4618万人で過去最多となり、全人口に占める

    今年はどんな年になるだろうか2012 – 橘玲 公式BLOG
    tokinaka
    tokinaka 2012/01/05
    金融やITで雇用増えない。実感ある。
  • 第9回 “衝動クリック”への心理戦(橘玲の世界は損得勘定) – 橘玲 公式BLOG

    黒豆というのは正月のおせち料理に定番の煮豆のことだと思っていたら、じつは枝豆でもあった。と書いてもなにやら意味不明だが、煮豆にするのは完熟した黒豆で、その少し前のものは、ビールのつまみに出てくる枝豆のように茹でてべるのだという――。近頃はこんなトリビアまで、ネット通販のメールが教えてくれる。 “黒豆の枝豆”というのは初体験だったので、さっそく注文してみた。代金は800グラムで1980円だったのだが、そのメールに「ポイントが失効間近」と書いてあって、確認してみると口座に2000ポイント貯まっていた。1ポイント=1円なので、これを使ってタダで最高級の丹波の黒豆が手に入った。 こんな不思議なことが起きるのは、「ポイント10倍フェア」のときにたまたまこの通販サイトで買い物をしたからだ。通常は100円につき1ポイントもらえるが、この時期だけは100円で10ポイントになって、購入代金の10%が還元さ

    第9回 “衝動クリック”への心理戦(橘玲の世界は損得勘定) – 橘玲 公式BLOG
    tokinaka
    tokinaka 2011/12/02
    「注文してから何日か経たないと手元に届かないんだから、どうしても必要なときにネットなんか使わないですよ。いますぐ買わなくてもすむようなモノだから、なにか仕掛けがないと売れないんです」
  • モーニングスター社インタビュー(3)財政問題はさらに深刻化、被災免れた層が既得権を手放すべき – 橘玲 公式BLOG

    <震災がきっかけで目を背けていた問題が浮上> ――日人の雇用や住宅などの人生設計のあり方について、今回の震災が改めて考えさせる機会になったということか。 「その通りだ。統計学的には、今回の地震は『ブラックスワン(まれに起こる予測不能な事象のこと)』と呼ばれるものだ。だが、日では98年の金融危機の際にも、倒産するはずのない山一證券や北海道拓殖銀行などが次々とつぶれるブラックスワン現象が起きている。この言わば『見えない大震災』をきっかけに、それまで年間2万2000-2万4000人程度だった自殺者が3万人を超え、日ロシアなど旧社会主義圏と並ぶ世界有数の『自殺大国』になってしまった。今回の震災の死者・行方不明者の合計は3万人に近づいている。一方、98年の金融危機以降、それまで命を絶つ必要のなかった人が毎年8000人死亡し、それが12年続いているから、『見えない大震災』の死者はおよそ10万人

    モーニングスター社インタビュー(3)財政問題はさらに深刻化、被災免れた層が既得権を手放すべき – 橘玲 公式BLOG
    tokinaka
    tokinaka 2011/05/16
    だったら健全な株主の経済合理的な行動とは、中途半端な不祥事ではなく、どうせなら日本を破滅させるような大災害を起こすことだろう。 でも、ほんとうにこれでいいのかい?
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