2016年第4四半期の世界スマートフォン販売台数で、Appleが首位に立った。ただし、同社とそのライバルである韓国のサムスンの販売台数は、「これまでにないほどの僅差」となっている。 第4四半期に世界で販売されたスマートフォンの台数はおよそ4億3200万台で、前年同期比で7%増加したことが、Gartnerの最新の市場調査で明らかになった。これにより2016年通期の販売台数は15億台近くに達し、前年比で5%の増加となった。 サムスンは、第4四半期の販売台数が8%下落した。これは2期連続の減少で、同社のシェアは前年比で2.9ポイント縮小したと、Gartnerの調査責任者Anshul Gupta氏は述べている。 Gupta氏によれば、「Galaxy Note7」の製造中止により、サムスンの大画面スマートフォンの製品ラインアップに欠落が生じたため、同社のスマートフォン全体の販売台数が減少したという。