将棋のトップ棋士にコンピューターが勝つことを目指して2010年に始まった対局プロジェクトについて、情報処理学会は11日、「事実上の目標を達成した」として、終了を宣言した。学会は複数のタイトルを数年にわたって保持したトップ棋士との公式対戦を想定したが、実現しなかった。10年には複数の対局ソフトを組み合わせ
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コンピュータ将棋(コンピュータしょうぎ)は、コンピュータによる将棋の対戦、また将棋を指すコンピュータおよびそのプログラムそのものである。 代表的なプログラム[編集] 1970年代まで[編集] コンピュータ将棋プログラム開発の黎明期においては、指将棋よりも先行して詰将棋を解くことが試みられた。1967年には日立製作所の越智利夫を中心とするグループが同社の5020Eを使用して詰将棋を解かせることに成功。加藤一二三(当時八段)が60秒で解く問題を90秒で解くなどアマ初段の腕前とされた[4]。さらに1968年、越智らは「初の詰将棋を解くプログラム」を発表している[5][6]。 1968年、週刊朝日の企画で人間対コンピュータの詰将棋早解き競争が行われた。コンピュータは「H君」(HITAC5020を使用)。人間は各界の著名人で、初心者に近い人、学生名人、詰将棋作家など多彩だったものの、多くはアマの有段
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