オリンピックの改革案を審議するIOC=国際オリンピック委員会の臨時総会が8日から始まり、コスト削減などを理由に、開催都市以外で競技を行うことを認める案が承認されました。 これにより、6年後の東京オリンピックで、一部の競技が東京以外の都市で開催される動きが加速する可能性が出てきました。 IOCは、バッハ会長が掲げる中長期のオリンピック改革、「アジェンダ2020」について40項目の改革案をまとめ、8日からモナコで始まった臨時総会で、1項目ずつ順番に審議を始めました。 この中の最初の項目で、コスト削減や環境への影響を理由に、開催都市以外、または例外的な場合には、開催国以外でも競技を行うことを認める案が、日本時間の午後6時半すぎ、出席した96人のIOC委員の全員の賛成を得て、承認されました。 この結果、会場の見直しを進めている東京オリンピックでは、一部の競技をほかの都市で行う動きが加速し、財政問題
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