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ブックマーク / news.mynavi.jp (22)

  • 『ぽかぽか』複数の出演者が体調崩す「番組内で提供した食品による可能性」

    フジテレビ系バラエティ番組『ぽかぽか』(毎週月~金曜11:50~)は、6日放送の複数の出演者が体調を崩したことを、番組ホームページで明らかにした。 (左から)『ぽかぽか』神田愛花、岩井勇気、澤部佑 発表文では「医師の診断を受け保健所の指示を仰ぎながら原因の調査をいたしましたが特定には至りませんでした」とした上で、「しかしながら番組内で提供した品による可能性がございます。ご出演された方にご迷惑をおかけし、また応援してくださっている視聴者の皆さまにもご心配をおかけしていることをお詫び申し上げます。今後については保健所の指導のもと、衛生管理を徹底してまいります」とした。 『ぽかぽか』は、8日の生放送でMCの澤部佑(ハライチ)が体調不良のため欠席。ともにMCを務める岩井勇気(ハライチ)と神田愛花も大事を取って番直前に出演を見送り、ピンチヒッターを急きょ坂上忍が務めた。

    『ぽかぽか』複数の出演者が体調崩す「番組内で提供した食品による可能性」
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    tomoP 2024/03/10
  • JAXAの月探査機「SLIM」、“月の夜”を越えることに成功 - 観測再開へ

    宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2024年2月26日、月面に着陸した探査機「小型月着陸実証機(SLIM)」について、月の夜を越える「越夜」に成功したと発表した。 SLIMは、着陸地点が日没を迎え、太陽電池に太陽光が当たらなくなったため、1月31日から冬眠状態にあった。越夜を想定した設計にはなっていないものの、無事に眠りから覚め、運用再開を果たした。 運用チームは「さらなる観測の可能性にワクワクしています」と期待を語っている。 越夜後にSLIMの航法カメラが撮影した月の画像 (C) JAXA SLIMの越夜成功 小型月着陸実証機(SLIM)はJAXAが開発した月探査機で、誤差100mの高精度着陸技術と、軽量な月・惑星探査機システムの技術の実証を目的としている。 昨年9月に打ち上げられ、今年1月20日に月面着陸に挑んだ。SLIMは航法カメラによる画像航法を行って、高精度に自身の位置を推定しな

    JAXAの月探査機「SLIM」、“月の夜”を越えることに成功 - 観測再開へ
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    tomoP 2024/03/03
  • 東工大など、日本語に強い大規模言語モデル「Swallow」を無償で公開

    東京工業大学(東工大)と産業技術総合研究所(産総研)の両者は12月19日、現在公開されている中で、日語に強い生成AIの基盤である「大規模言語モデル」(LLM)としては最大規模となる「Swallow」を、米・MetaのLLM「Llama 2」の日語能力を拡張することで構築し、Webサイト「TokyoTech-LLM」にて一般公開したこと、またオープンで商用利用も可能なことを共同で発表した。 同成果は、東工大 情報理工学院 情報工学系の岡崎直観教授、同・横田理央教授、産総研の共同研究チームによるもの。今回、東工大は主にデータの語彙拡張によるモデル学習・推論効率の改善に取り組み、産総研はモデル構築に必須である大規模計算資源としてAI橋渡しクラウド(ABCI)を提供すると同時に、主に継続学習によるモデルの日語能力の改善を担当したとしている。 産総研のAI橋渡しクラウド「ABCI」(出所:東工

    東工大など、日本語に強い大規模言語モデル「Swallow」を無償で公開
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    tomoP 2024/01/14
  • 1兆年以上かかるとされていた1409次元の暗号、KDDIなどが29.6時間で解読に成功

    KDDIとKDDI総合研究所は12月26日、次世代暗号(耐量子暗号)として標準化が進められている「Classic McEliece」方式において、これまでは総当たりによる探索での解読には1兆年以上要するとされてきた1409次元の暗号を、わずか29.6時間で解読に成功し、2023年11月13日に世界記録を更新したことを共同で発表した。詳細は、2024年1月23~26日に長崎で開催される「2024年 暗号と情報セキュリティシンポジウム(SCIS2024)」で発表される予定。 量子コンピュータの性能が向上した将来、現在の方式では暗号強度が不足することが指摘されており、アメリカ国立標準技術研究所(NIST)は2030年ごろに向けて、将来の量子コンピュータの性能にも耐えうる耐量子暗号の検討を進めている。NISTは2022年7月に、耐量子暗号の標準として4つの暗号方式を選定しており、さらに現在はCla

    1兆年以上かかるとされていた1409次元の暗号、KDDIなどが29.6時間で解読に成功
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    tomoP 2023/12/29
  • 理研、国宝「油滴天目茶碗」の発色の仕組みを説明することに成功

    理化学研究所(理研)は10月11日、オープンデータの画像を用いた解析により、国宝「油滴天目(ゆてきてんもく)茶碗」の青紫色の光彩である「曜変(ようへん)」の発色を、油滴(油の滴に似た斑点)の反射と、釉薬(ゆうやく/うわぐすり)の2次元回折格子構造によって説明できることを発表した。 同成果は、理研 光量子工学研究センター 先端光学素子開発チームの海老塚昇研究員、理研 開拓研究部 石橋極微デバイス工学研究室の岡隆之専任研究員(研究当時)の共同研究チームによるもの。詳細は、日光学会誌「光学」2023年9月号に掲載された。 天目茶碗とは日での呼び名で、元は茶葉の産地だった中国浙江省の天目山一帯の寺院で使われていた、黒色鉄釉をかけて焼かれた陶器製の茶碗のことをいう。鎌倉時代に、禅寺天目山で修行をしていた日人僧侶が帰国の際に持ち帰ったことから、そのように呼ばれるようになったといわれている。油

    理研、国宝「油滴天目茶碗」の発色の仕組みを説明することに成功
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    tomoP 2023/10/15
    微細構造が決め手なので、恐らくわかめスープを何度も飲んでると摩耗して色が消えてしまう
  • ふるさと納税に「ヒラギノフォント」登場、京都市の返礼品に基本6書体パック

    SCREENグラフィックソリューションズは9月4日、京都市のふるさと納税の返礼品として「ふるさと納税パック ヒラギノ基6書体」を登録したと発表した。寄付金額は60,000円。 SCREENグラフィックソリューションズ ロゴ 「ふるさと納税パック ヒラギノ基6書体」は、「ヒラギノ角ゴシック体 W3/W6/W8」「ヒラギノ丸ゴシック体 W4」「ヒラギノ明朝体 W3/W6」の6書体、12フォントをCD-Rに収録したもの。高品質で視認性が高く、ウエイトの使い分けも可能なため、ビジネス文書やプレゼンテーション、店頭POPなど幅広い場面で活用できる。 2023年9月4日現在、この返礼品を掲載済みのふるさと納税ポータルサイトは「さとふる」、「ふるさとチョイス」、「ふるなび」、「楽天ふるさと納税」の4件。 返礼品の内容は、CD-R 1枚(DVDトールケースに封入)、DVDトールケースサイズはW135×

    ふるさと納税に「ヒラギノフォント」登場、京都市の返礼品に基本6書体パック
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    tomoP 2023/09/04
  • 光の軌跡が撮れる!? キヤノンのSPADセンサー搭載超高感度カメラ「MS-500」を見た

    2023年4月15日から19日にかけて、米国ネバダ州ラスベガスにて開催された世界最大の電子メディア展示会「2023 NAB Show」(NAB 2023)。今年で100周年を迎えるNABには、放送・シネマなどの業界関係者が世界中から集まり、1,000社以上の出展企業が最新技術を来場者にアピールしました。日メーカーでは、キヤノンの現地法人が「SPADセンサー」を搭載した超高感度カメラを世界で初めて展示したのがトピックといえます。日でも「光の軌跡が撮れる!?」とSNSで話題になった新センサーの実力はどれほどのものか、取材しました。 2023年中の発売を目指して開発が進められているキヤノンのSPADセンサー搭載超高感度カメラ「MS-500」。4K放送用カメラ対応ポータブルズームレンズ「CJ45e×9.7B」を装着していた 光の粒を一つひとつ数えられるSPADセンサー 今回キヤノンUSAが展示

    光の軌跡が撮れる!? キヤノンのSPADセンサー搭載超高感度カメラ「MS-500」を見た
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    tomoP 2023/05/05
  • 中国で販売されているAndroidスマホ、個人情報を収集している-研究者が指摘

    The Registerは2月7日(英国時間)、「Android phones from Chinese vendors share private data • The Register」において、中国のスマートフォンベンダーが個人情報を収集していると伝えた。OnePlus、Xiaomi、Oppo、Realmeなど、中国で販売されているAndroidスマートフォンには、同意または通知なしにサードパーティのドメインにプライバシーに関連するデータを送信するアプリがバンドルされていると警告している。 エディンバラ大学のHaoyu Liu氏およびPaul Patras氏、トリニティ・カレッジ・ダブリンのDouglas Leith氏の3者による研究から、中国の携帯電話ユーザーに個人情報の漏洩につながる深刻な追跡リスクがあることが明らかにされた。 研究者らは「Android OS Privacy U

    中国で販売されているAndroidスマホ、個人情報を収集している-研究者が指摘
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    tomoP 2023/02/10
  • 周期表にない架空の原子からできているかの様に振る舞う物質、愛媛大が発見

    愛媛大学は3月10日、118種類の原子すべてをまとめた周期表に記載されていない、仮想的な原子からできているかのように振る舞う物質を発見し、その物質中では質量がゼロの特殊な電子が光速に近い速度で動き回っていることも発見したと発表した。 同成果は、愛媛大大学院 理工学研究科の内藤俊雄教授らの研究チームによるもの。詳細は、結晶学に関連する全般を扱う学術誌「Crystals」にオンライン掲載された。 現在の科学では原子番号1の水素から同118のオガネソンまで、118種類の原子の存在が確認されており、それらはすべて周期表に記載されている。研究チームは、さまざまな分子からなる伝導性物質や磁性体などを長年にわたって研究してきており、これまでも、紫外線を当てたときだけ金属に変わる有機物など、ほかの物質には見られない機能を持った新しい物質を発見してきたという。今回の研究もそうした一連の流れとして、新しい物質

    周期表にない架空の原子からできているかの様に振る舞う物質、愛媛大が発見
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    tomoP 2022/03/12
  • 京大、一般相対性理論のエネルギー概念を革新する新たな定義を提唱

    京都大学(京大)は11月5日、一般相対性理論が提唱された当初からの懸案だった“一般の曲がった時空”において、正しいエネルギーの定義を提唱したこと、ならびに、その定義を自然に拡張することで、宇宙全体からなる系で、エネルギーとは異なる別の新しい保存量が存在することを理論的に示したことを発表した。 同成果は、京大 基礎物理学研究所の青木慎也教授、同・横山修一特任助教、大阪大学(阪大) 大学院理学研究科の大野木哲也教授らの共同研究チームによるもの。詳細は、シンガポールの国際学術誌「International Journal of Modern Physics A」に2の論文(論文1、論文2)として掲載された。 一般相対性理論によって、物質の質量(=エネルギー)や運動量が空間の曲がり具合を決定し、その曲がりが重力であるということが示され、それまでのニュートン力学から革新された。E=mc2の公式で知

    京大、一般相対性理論のエネルギー概念を革新する新たな定義を提唱
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    tomoP 2021/11/09
  • 北大、ワイルコーンの傾きを考慮して「カイラルアノマリー公式」の拡張に成功

    北海道大学(北大)は10月8日、ワイル半金属が有する線形のエネルギー分散である「ワイルコーン」の傾きを考慮したモデルハミルトニアンを用いることで、「カイラルアノマリー公式」を拡張することに成功したと発表した。 同成果は、北大 電子科学研究所の近藤憲治准教授らの研究チームによるもの。詳細は、応用物理学を扱う学術誌「Applied Physics Letters」に掲載された。 ワイル半金属は、通常の絶縁体とトポロジカル絶縁体のクリティカルポイントであるトポロジカル半金属の1つで、ディラック半金属において、時間反転対称性または空間反転対称性が破れることで実現し、ワイルコーンと呼ばれる線形のエネルギー分散を持つことを特徴とする。 またワイルコーンの傾きの強度に応じて、ワイル半金属は「Type-I」と「Type-II」の2種類に分類される。ワイルコーンの閉じている部分を「ワイルノード」と呼び、ワイ

    北大、ワイルコーンの傾きを考慮して「カイラルアノマリー公式」の拡張に成功
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    tomoP 2021/10/12
  • 広島大、電気回路で作った疑似ブラックホールを用いてレーザー理論の構築に成功

    広島大学は、電気回路において擬似的なブラックホールを創生し、それを用いたレーザー理論を構築することに成功し、現在の技術では実際のブラックホールでの観測が不可能なホーキング輻射を観測可能にし、一般相対性理論(重力)と量子力学を統一する「量子重力理論」の完成に向けた取り組みを加速することになると発表した。 同成果は、広島大大学院 先進理工系科学研究科の片山春菜大学院生によるもの。詳細は、英オンライン総合学術誌「Scientific Reports」に掲載された。 自然界に存在する電磁気力、強い力、弱い力、重力の4つの力をすべて統一できるとされる超大統一理論は、重力を扱う一般相対性理論と、量子の世界を扱う量子力学を結びつけることができれば完成するとされることから、「量子重力理論」などとも呼ばれるが、重力と量子の世界は折り合いが悪く、その統一は困難とされ、4つの力の統一にはまだ長い時間がかかるとさ

    広島大、電気回路で作った疑似ブラックホールを用いてレーザー理論の構築に成功
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    tomoP 2021/10/12
  • 日産の“神ドライバー”に聞く「オーラ NISMO」の作り込み

    日産自動車は2021年秋に新型車「ノート オーラ NISMO」を発売する。このクルマの作り込みに携わったのが、NISMO CARSの開発ドライバーを務める神山幸雄氏だ。“トップガン”あるいは“匠”と呼ばれる日産トップランクのドライバーに、オーラ NISMOについて話を聞いた。 「ノート オーラ NISMO」の作り込みではドライビングシミュレーターが大活躍? 開発ドライバーに聞く ――「ノート オーラ NISMO」を作り込むためにテスト走行を重ねられたそうですが、中間加速のチューニングは実際のところ、どのように行われたのでしょうか? 神山氏:加速感のセッティングについては話が長くなってしまうのですが、まず、日産のテクニカルセンター(神奈川県厚木市)にあるドライビングシミュレーターを使いました。大きな設備で、長さ45m、幅15mのレール上に移動式のドームが設置してあり、内部で実車をドライブしな

    日産の“神ドライバー”に聞く「オーラ NISMO」の作り込み
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    tomoP 2021/08/25
  • 名市大、2つの水素が室温でも「量子もつれ」を安定して実現できる条件を発見

    名古屋市立大学(名市大)は、従来は-272℃以下の極低温環境が必要だった「量子もつれ」が、シリコンナノ結晶の表面上に結合した2つの水素であれば、室温でも安定して実現できることを発見したと発表した。 同成果は、名市大大学院 芸術工学研究科の松貴裕教授、中央大学 理学部物理学科の杉秀彦名誉教授、JAEA/J-PARCの大原高志研究主幹、名市大大学院 理学研究科の徳光昭夫准教授、静岡大学 理学部物理学科の冨田誠教授、高エネルギー加速器研究機構の池田進名誉教授らの共同研究チームによるもの。詳細は、米物理学会発行の物性物理を扱った学術誌「Physical Review B」に掲載された。 量子力学が扱う素粒子が主役のミクロの世界では、マクロの世界とはかけ離れた不可思議な現象がいくつも確認されている。その中の1つが「量子もつれ」で、量子もつれの関係となった2つの粒子AとBは、どれだけ距離が離れてい

    名市大、2つの水素が室温でも「量子もつれ」を安定して実現できる条件を発見
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    tomoP 2021/08/18
  • スカラー場の有限質量が生成されることを示すことに大阪市大が成功

    大阪市立大学(大阪市大)は7月6日、磁場が入った余剰空間を小さく丸めた(コンパクト化された)高次元理論において、高次元ゲージ場の一部である「スカラー場」の質量に対して補正を与える運動量積分の発散構造を解析し、スカラー場の有限質量を生成する相互作用を分類したところ、スカラー場の有限質量が生成されることを示すことに成功したと発表した。 同成果は、大阪市大 大学院理学研究科の丸信人准教授、同・廣瀬拓哉大学院生らの研究チームによるもの。詳細は、理論物理と実験物理の多数の分野を扱う学術誌「Journal of High Energy Physics」に掲載された。 現在までのところ、素粒子として、物質粒子はクォークとレプトンの2種類に大別され、共に6種類ずつ、そして3種類の力を媒介する粒子があり、強い力のグルーオン、弱い力のWボソン(電荷が+と-の2種類)とZボソン(電荷はゼロ)、電磁気力の光子の計

    スカラー場の有限質量が生成されることを示すことに大阪市大が成功
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    tomoP 2021/07/11
  • 阪大など、原子核の特殊状態「アルファ凝縮状態」の候補をネオン20で発見

    大阪大学(阪大)と京都大学(京大)は6月14日、中性子星の表面近くで現れると予測されている、原子核の特殊な状態である「アルファ凝縮状態」の候補をネオン20原子核にて発見したと発表した。 同成果は、阪大大学院 理学研究科の足立智特任研究員、同・川畑貴裕教授、同・古野達也助教、京大大学院 理学研究科の藤川祐輝大学院生を中心とした、阪大核物理研究センター、東北大学サイクロトロン・ラジオアイソトープセンター、甲南大学、宮崎大学、理化学研究所の研究者が参加した20名からなる共同研究チームによるもの。詳細は、素粒子物理学や原子核物理学、宇宙論などを扱うオープンアクセスジャーナル「Physics Letters B」に掲載された。 すべての原子の中心には原子核があり、その原子核は陽子と中性子から構成されている。原子核を記述する理論として大きな成功を収めている「殻模型」では、原子核内においては陽子と中性子

    阪大など、原子核の特殊状態「アルファ凝縮状態」の候補をネオン20で発見
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    tomoP 2021/06/16
  • 危険冒しても子を助ける脳の仕組みが分かった 理研がマウス実験で解明

    母親マウスが、危険を冒しても子のマウスを助けようとする脳の仕組みを明らかにした、と理化学研究所(理研)などの研究グループが発表した。人間にも見られるマウスのこうした行動の鍵を握る神経細胞やタンパク質を突き止めた成果だ。子育てにまつわる人間の脳内メカニズムの解明につながる可能性もあるという。 マウスは、母親だけでなく父親や兄弟姉妹なども子育てをすることから、子育て研究に適しているとされる。理研脳神経科学研究センターの吉原千尋研究員、時田賢一研究員(研究当時)、黒田公美チームリーダーらは、脳の中心近くにある「内側視索前野中央部(cMPOA)」という小さな部位が、子育てに必須の機能を持つことを2012年に明らかにしている。しかし、この部位には7種類以上の神経細胞があり、どの細胞が子育てに必要か、など詳しい仕組みは不明だった。 研究グループはまず、高さ40センチの高さに設置した十字型の細い通路(幅

    危険冒しても子を助ける脳の仕組みが分かった 理研がマウス実験で解明
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    tomoP 2021/06/10
  • 兵庫県立大、水素を水素貯蔵物質から白金並みに高速で生成する触媒を開発

    兵庫県立大学は6月4日、水素反応の中間体である「プロトン」が磁性を持つことに注目し、触媒に磁性を持たせることで白金並みの水素反応効率を持ちながら白金を使用しない「コバルトドープタングステン炭化物」の開発に成功したと発表した。 同成果は、兵庫県立大 大学院工学研究科の森下政夫教授らの研究チームによるもの。詳細は、英王立化学協会の国際学術誌「RSC Advances」に掲載された。 環境保護の観点から水素エネルギーの活用が検討されているが、水素は常温では気体であり、ガソリン車並みの航続距離を実現するためには、高圧タンクに水素ガスを圧縮して貯蔵する必要がある。たとえば現行の市販FCV(燃料電池車)であるトヨタ「MIRAI」の場合、1充填走行距離は約750~850kmとガソリン車並みの航続距離を実現している。しかし、3合計で141Lの水素高圧タンクを採用し、公称使用圧力は70MPa(約690気圧

    兵庫県立大、水素を水素貯蔵物質から白金並みに高速で生成する触媒を開発
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    tomoP 2021/06/07
  • 名大 MIRAI GSCの参加高校生が従来にない高温強磁性半導体セラミックスを発見

    名古屋大学(名大)は6月2日、「パラジウム酸鉛」に鉄とリチウムを少量、共置換することによって400℃以上の高温から磁石になる材料である強磁性半導体セラミックス「PbPd0.93Fe0.05Li0.02O2」を発見したと発表した。 同成果は、名大大学院 理学研究科の寺崎一郎教授らの研究チームによるもの。また同成果は、名大が展開しているプログラム「名大 MIRAI GSC」(科学技術振興機構の「次世代人材育成事業グローバルサイエンスキャンパス」の1つ)の一環で、寺崎教授の機能性物質物性研究室において研究を行った2人の高校生による成果が出発点となったという。詳細は、応用物理学を扱う国際学術誌「Journal of Applied Physics」に掲載された。 永久磁石の基盤となる強磁性体は、鉄やコバルトのような遷移金属、もしくはサマリウムやネオジムといった希土類の合金であることが一般的でシリコ

    名大 MIRAI GSCの参加高校生が従来にない高温強磁性半導体セラミックスを発見
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    tomoP 2021/06/04
  • ハッブル定数は時代ごとに異なる? 国立天文台など、超新星の観測から算出

    国立天文台は5月14日、超新星の観測データをまとめたカタログを活用した研究から、宇宙膨張の歴史がより詳細に描き出され、「ハッブル定数」が時代によって変化していることが示唆されたと発表した。 同成果は、国立天文台の研究者らが参加する国際共同研究チームによるもの。詳細は、米天体物理学専門誌「The Astrophysical Journal」に5月17日に掲載される予定だ。 宇宙はビッグバンにより膨張が始まり、今この瞬間も膨張が続けているが、その速度は約138億年にわたって一定ではなく、時代と共に変化してきたと考えられる。宇宙の膨張率は「ハッブル定数」で表されており、我々の身体や星々などを構成する通常物質と、未知の素粒子と考えられている「ダークマター」の重力の合算と、空間を押し広げようとする謎の「ダークエネルギー」とのせめぎ合いの仕方で変わってくる。 宇宙空間の膨張率の時間変化を調べるには、あ

    ハッブル定数は時代ごとに異なる? 国立天文台など、超新星の観測から算出
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    tomoP 2021/05/18