借金地獄で知った「お金のからくり」。3億円という借金を背負い全てを失ったところから這い上がった著者が語ります。人生の成功、幸せとは?ということを深く考えさせられました 「3億円の借金地獄で見た景色」というキャッチコピーに興味を持ち献本に応募しました。 本著は、2000年前後のネット関連企業を中心としたIPOブームの時代に 一攫千金を目指し、事業に奔走していた著者が 社内のクーデター、事業の撤退、債務整理という転落していく様と その時に「見た事」、「感じた事」を、赤裸々に語ってくれています。 流石にご自身の体験談だけあって、その事例にリアリティがあります。 個人的には、「貸付額と怒りの大きさは反比例する」という件が妙に納得出来ました。 数千万や億の借金ならば、貸し手は、冷静にどうやって返済をしてもらうかを考えるが 数百万や数十万の借金ならば、貸し手は、少し頑張れば返してもらえると思うようで