原子力で協力強化=世耕氏、英産業相と覚書 世耕弘成経済産業相は22日、クラーク英ビジネス・エネルギー・産業戦略相と東京都内で会談し、原子力分野の協力関係を強化する覚書を交わした。この中で日英両政府は、日立製作所と東芝が英国で計画する原発建設を推進することを再確認した。 日立は傘下のホライズン・ニュークリア・パワー社が英中西部ウィルファで、東芝は傘下のニュージェネレーション社が英北西部ムーアサイドで、それぞれ原発建設を計画。日本政府は建設資金を支援するため、英政府と協議している。 覚書は、2計画を注力プロジェクトとして取り上げ、「議論を継続する機会を歓迎する」と明記した。クラーク氏は会談で「覚書を取り交わしたことは大変重要。2017年にさらに(協力関係を)前進させたい」と期待を表明した。 覚書には、東京電力福島第1原発の廃炉技術協力を続ける方針も盛り込まれた。(2016/12/22-1
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