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  • なぜ日本人の「議論」はこれほど不毛なのか?ひろゆき&成田悠輔的言論に対抗するにはレッテル貼りじゃダメ。|倉本圭造

    なぜ日人の「議論」はこれほど不毛なのか?ひろゆき&成田悠輔的言論に対抗するにはレッテル貼りじゃダメ。 (トップ画像は成田氏の著書『22世紀の民主主義』書影) 今月半ば頃から散発的にネットで話題だったのが、米国のイェール大学助教授にして日でコメンテイター業を趣味でやってる成田悠輔氏の「老人は集団自決するしかない」発言が、ニューヨーク・タイムズなどに取り上げられて、タッグを組んで出ていることが多い「ひろゆき」氏も含めて色々と叩かれていた話です。 個人的な意見として、 「ひろゆき&成田論壇」的な方向性に自分は反対だし、なんとか克服していきたいと思っている …ぐらいではあるんですが、彼らがどういう事を言っているか全然調べもせず断片的な切り取り発言だけを回覧して「ナチスの優生主義の再来だ」みたいなレッテル貼りをしてそれで何か言った気になってるのも同じぐらい「それでいいわけないだろ!」という反感が

    なぜ日本人の「議論」はこれほど不毛なのか?ひろゆき&成田悠輔的言論に対抗するにはレッテル貼りじゃダメ。|倉本圭造
    toraba
    toraba 2024/03/31
    成田悠輔「高齢化で現役世代とのバランスが崩れ、今後この制度が現行のままでは維持できない事は明らか」植松聖「社会保障に多額のお金をかけてる現実をあなたはどう思うんですか?」https://youtu.be/ywI3KHuGP3U?t=607
  • (右翼さん以外のための)『川口市のクルド人問題』まとめ|倉本圭造

    埼玉県蕨市と川口市周辺に集住しているクルド人と現地住民との間の軋轢はSNSでも度々話題になっていますが、先日蕨駅前の外国人排斥デモに対してクルド人群衆の一人が「日人●ね!」と叫んだという動画(ただし諸説あり)が出回っていて、さらに相互憎悪が募る結果になっています。 「アベマプライム」でも取り上げられていました(トップ画像は番組映像から) ただ、この番組↑、あまり背景情報とかをちゃんと取り込まずにテキトーに印象論をぶつけあって終わってしまったような感じになっていて、ちょっと良くない扱い方だったように思います。お互いに余計に不満がたまる感じで。 一方で、今月はじめにこの問題がNHKで取り上げられた時の内容が以下のウェブサイトにまとめられていますが、こっちの方は断然背景が深堀りされていて、SNSでの「右と左の罵りあい」から距離をおいて川口市の関係者がなんとか問題を解決しようと具体的に模索してい

    (右翼さん以外のための)『川口市のクルド人問題』まとめ|倉本圭造
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    toraba 2024/03/02
    冷泉彰彦「不法移民は『最低賃金以下』で働いて解体業などのブラック企業を支えているのに、排外主義者は選り好みしてそういった仕事に就きたがらない。ようは甘えている」https://www.newsweekjapan.jp/reizei/2017/02/post-897_2.php
  • 『セクシー田中さん』原作者の自殺について思うこと。(「ほんとうの優しさ」とは何か?について)|倉本圭造

    トップ画像は日テレ公式サイトより ちょっとあまりにもショックな事件だったので、予定を変更してこの話を書いてしまわないと他の仕事に手がつかないという感じでこのテーマで書きたいのですが。 『セクシー田中さん』というのは漫画原作の昨年の日テレのドラマで、同シーズンの視聴率一位になったそうですが、その展開について原作者と脚家の意見対立が問題化していたドラマです。 ざっくりどういうことがあったかというと、 ・原作者の芦原妃名子さんは、まだ未完の作品であり、大事なものだから、もし映像化するのであれば、原作者の自分の意志を最大限尊重してテキトーな改変などしないでほしい・・・という条件でOKを出した。 ・そういう「原作者側の意志」が脚家(相沢友子さん)側にあまり伝わっておらず(あるいは伝わっていたのだけれども”まあいつものことだろう”ぐらいに軽く考えて)、どんどんと脚家なりの作風に寄せていった展開に

    『セクシー田中さん』原作者の自殺について思うこと。(「ほんとうの優しさ」とは何か?について)|倉本圭造
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    toraba 2024/01/31
    芦原妃名子「攻撃したくなかった」松本人志「とうとうでたね。。。」b_wa「攻撃したくなかったって言わざるを得ない圧力を感じていたのでは」https://anond.hatelabo.jp/20240130212905
  • 日本の”右傾化”を脱却する『勝てるリベラル』の作り方|倉本圭造

    Photo by Markus Spiske on Unsplash 今月、改正入管法に関する以下のツイートが結構バズって色んな意見が飛んできました。 改正入管法は専門家が与野党の間に入り自民党や当局からすれば”物凄く妥協した”修正案に合意を取り付けていたのに、少しの妥協も許さず反対だけを叫び続ける活動家によって潰された結果”最もタカ派の当初案”が通ったらしい。その専門家御人の文章が必読の迫力だった。(続https://t.co/DmxM5XYpnD — 倉圭造@新刊発売中です! (@keizokuramoto) June 17, 2023 改正入管法に関して国会参考人として関わり、修正案を作った橋直子一橋大准教授の書かれた記事の紹介なんですが、上記ツイートをクリックしたら出てくる連ツイに書いたように、「現実的に入管行政が少しでもマシになるように奔走したら左翼活動家たちから裏切り者扱

    日本の”右傾化”を脱却する『勝てるリベラル』の作り方|倉本圭造
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    toraba 2023/07/04
  • 最近の北米での日本漫画の売上爆増が凄いという話と、一方でアメコミは「ポリコレ」で滅びつつあるという話は本当か?から考える、日本漫画が今後進むべき方向について。|倉本圭造

    最近の北米での日漫画の売上爆増が凄いという話と、一方でアメコミは「ポリコレ」で滅びつつあるという話は当か?から考える、日漫画が今後進むべき方向について。 Photo by Dev on Unsplash 最近ちょっとしたキッカケでアメコミ(ハリウッドのアメコミ・ヒーロー映画でなくDCとかの当のアメリカン・コミック)にハマってまして、 日漫画ファンはあまり読んだことないだろうけど、凄いアメコミは超凄いし、一度手を出してみるのオススメですよ! …という話をツイッターでしようとしたら、なんかツイッターでは「アメコミ」は燃えやすい案件らしく、色んなネットバトルが私のSNSアカウントの周りを高速で駆け抜けていったということがありました。 まあ私の書き方も多少冗談で煽ってた部分もあったんですが、ちょっとその経験が色々と、「ネットバトルがなぜショウモナイものになるのか」「どうすればいいのか」に

    最近の北米での日本漫画の売上爆増が凄いという話と、一方でアメコミは「ポリコレ」で滅びつつあるという話は本当か?から考える、日本漫画が今後進むべき方向について。|倉本圭造
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    toraba 2022/09/04
    『「小池一夫こそ、日本のスタン・リー!」アメコミ・特撮・アニメとの意外な関係とは?』https://jp.ign.com/entertainment/35178/feature/
  • 安倍時代の「経済産業省的言いっぱなしの無責任さ」の功罪両面と今後について。|倉本圭造

    (トップ画像はウィキペディアより) 今月はじめごろ、経産省の内部チームが発表した「未来人材ビジョン」というパワーポイント資料がSNSで大変話題になっており、 「日が今目覚めなくてはならない理由がこれでもかと書いてある必読資料だ!」 …と、海外在住ビジネスマンなどから大変持て囃されている反面、 「何の具体策もなくフワッとした数字と雑な分析を並べたポエム資料。官僚の劣化をこれでもかと見せつけられて暗澹たる気持ちになった」 …みたいな批判も同程度寄せられていました。 この表紙↓がSNSで流れていくのを見かけた人もいるんじゃないかと思います。 未来人材ビジョン(経産省)同じ資料にどうしてここまでの評価の差が生まれるのか不思議になってしまいますが、その分断された反応自体が示すものによって、「経済産業省的言いっぱなしの無責任さ」が持つ功罪両面について考えさせられるなと思います。 この「大賛成!と大反

    安倍時代の「経済産業省的言いっぱなしの無責任さ」の功罪両面と今後について。|倉本圭造
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    toraba 2022/08/01
    ナンシー・フレイザー(アメリカ人フェミニスト)『フェミニズムはどうして資本主義の侍女となってしまったのか』https://thirdfemi.exblog.jp/23471355/
  • 『ウィル・スミスによるビンタ』への反応の日米差から考えるジェンダーフリー|倉本圭造

    Photo by aniestla on Unsplash あまり興味を持ってなくてここまでオオゴトになるとは思っていなかったんですが、アカデミー賞授賞式でウィル・スミスが、を侮辱されたとしてプレゼンターのクリス・ロックにビンタをした事件が話題です。 色んな人が色んな事を言っていて、特に アメリカじゃあウィル・スミスを擁護する声はかなり少ないが、日だと「ウィル・スミスよくやった!」一色な反応なのはなぜなのか? …という話が結構面白くて、なんか色々考えさせられます。 特に、日ではウィル・スミス擁護派が多いのは、「男は女性を守ってやるべきもの」というような古いタイプの性役割が定着しているからで・・・みたいなみたいな分析を結構聞いたんですけど。 この記事では、こういう↑議論は、単に「フェミニズム的に日社会を批判する立場」から重要なんじゃなくて、「フェミニズム的理想と日社会を共存させる」

    『ウィル・スミスによるビンタ』への反応の日米差から考えるジェンダーフリー|倉本圭造
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    toraba 2022/04/02
  • サンデル新刊「能力主義は正義か」と日本のネット論壇が描く新しい未来像|倉本圭造

    今回は、あの「ハーバード白熱教室」のマイケル・サンデルが日のネット論壇と同じことを言っている!・・・と話題になっていた新刊 「実力も運のうち 能力主義は正義か?」 の書評をしながら、「日のネット論壇」との共通性や、その議論から導かれる新しい時代の方向性に、バイデン大統領の「中間層重視」政策も含まれていて、その中で日が取るべき進路はどういうものだろうか、という話をする記事です。 「ネオリベ時代」が終わり、何らかの「共同体主義」の復権が模索される中で、日はそれにどう向き合っていけばいいのか?という話ですね。 体裁として有料記事になっていますが、「有料部分」はほぼ別記事のようになっており、無料部分だけで成立するように書いてあるので、とりあえず無料部分だけでも読んでいってくれたらと思います。 ・ 1●バイデン「中間層重視」政策の背後にある「欧州型共同体主義」さっきまで、Findersという

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    toraba 2021/05/03
    『「右派的なやり方」が気に食わないのであれば、「左派なり」にこの「紐帯の基礎を守り切る」ための発想について真剣に考えることが必要になってくる』https://youtu.be/1DErfYEACvY?t=369
  • 脱原発したいならウソはいけない。「原発ムラがー」的陰謀論にハマるのをやめて、やるべき「相手を尊重しあう対話」とは?|倉本圭造

    脱原発したいならウソはいけない。「原発ムラがー」的陰謀論にハマるのをやめて、やるべき「相手を尊重しあう対話」とは? 個人的には、夫婦別姓を認めること自体も、同性婚も賛成なんですが、「変化を求める側」の高圧的な態度が凄い嫌いなんですよね。 「欧米的理想」と「その社会の伝統や普通の人の積み重ねてきた日常」をちゃんと「対等」なものとして対置して、その上で対話を積んでいくならいんだけど、「欧米的理想」を「正解」と見て「お前たちは間違っている」という構造の展開をするのが当に良くない。 そういう高圧的な「自分たちが絶対善・敵が絶対悪」の構造で語るから、アメリカなんかはトランプ派との仁義なき社会分断が深刻になってしまっているわけですよね。人類全体で見ても、「中国フォロワー」の国が増えて「民主主義とか人権とかもう終わった思想だろ」みたいなことを言う人がどんどん増えている。 で、詳しくはFINDERS記事

    脱原発したいならウソはいけない。「原発ムラがー」的陰謀論にハマるのをやめて、やるべき「相手を尊重しあう対話」とは?|倉本圭造
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    toraba 2021/03/21
    反原発運動への対抗として原発安全神話が生まれ、その安全神話が東電によるコストカットに利用された
  • 「フェミニズム活動家男性が性犯罪する病理」から、フェミニズムと日本社会の相性の悪さの根本原因と、苦境を打破する最大の味方はどこにいるのか?という話について|倉本圭造

    フェミニズム活動家男性が性犯罪する病理」から、フェミニズムと日社会の相性の悪さの根原因と、苦境を打破する最大の味方はどこにいるのか?という話について (トップ画像は、この記事で紹介する弁護士の太田啓子さんの著書より) 1●フェミニズムに過剰に帰依する男性は”女性の味方”ではないのかも?先週、ヒステリック・ブルーという昔かなり売れて紅白にも出たバンドの元メンバーさんが性犯罪で捕まったというニュースが流れていました。 なぜコレがネットで注目されるかというと、この人は以前も性犯罪で懲役12年の実刑を受けて服役していたあと、ネットでかなりアクティブなフェミニズム活動家として知られていた人だからだそうで。 「フェミニズムを主張する目覚めた男性!」を強硬にアピールしていたアカウントさんが実は性犯罪歴があり(これを否認して匿名でやっていたらしい)、かつまた再犯して捕まったとあれば、「それみたことか

    「フェミニズム活動家男性が性犯罪する病理」から、フェミニズムと日本社会の相性の悪さの根本原因と、苦境を打破する最大の味方はどこにいるのか?という話について|倉本圭造
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    toraba 2020/09/27
  • 黒人差別解消運動の結果が警察予算の削減・・・でいいのか?BLM運動に対し私たち日本人はどう向きあえばいいのか?|倉本圭造

    黒人差別解消運動の結果が警察予算の削減・・・でいいのか?BLM運動に対し私たち日人はどう向きあえばいいのか? (Photo by Cooper Baumgartner on Unsplash) 今アメリカで起きている人種差別反対運動(BLM=Black Lives Matter)について、この記事は冷笑するつもりもないし水をさすつもりもないし真剣に応援したいと思っているし、逆に例えば日には差別はないとか、アメリカの黒人差別はもう制度的にはなくなってるのに甘えてるのだ・・・とかそういう系統のことを言いたいわけでもありません。 アメリカに住んだことがなくても、ただヒップホップ音楽アメリカ映画を見ているだけでもこの問題の深刻さは伝わってくるし、ジョージ・フロイド氏が殺害されるリアルな動画を見て、かなりツライ気持ちになりましたし、この運動が意味あるものに繋がっていってほしいと真剣に思っていま

    黒人差別解消運動の結果が警察予算の削減・・・でいいのか?BLM運動に対し私たち日本人はどう向きあえばいいのか?|倉本圭造
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    toraba 2020/09/27
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