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ブックマーク / d.hatena.ne.jp/yura7 (1)

  • 蛇にピアス(再読) - スーヴェニアルを君に。

    蛇にピアス (集英社文庫)作者: 金原ひとみ出版社/メーカー: 集英社発売日: 2006/06メディア: 文庫芥川賞受賞時に借りて読んで、確か帯に書かれた文句が気に入らなかったのだと思う。「現代の若者の闇を描く」みたいな、つまりはこの小説は現代の若者の姿の代表です、と云われているようで厭だったのだ。東京の真ん中の馬鹿なギャルとピアスおたくと変態。それは新人賞狙いにはきっとぴったりの題材だっただろう。同時に芥川賞を受賞した「蹴りたい背中」の綿矢りさのデヴュー作「インストール」が、チャット風俗を扱ったものでなかったら、果たして文藝は受賞を決めただろうか? つまりデヴュー作はインパクトの問題、というのがひとつの問題*1。話が逸れたが、文庫化にあたって読み返した「蛇にピアス」、痛みを痛く描こうと、愛を狂おしく描こうとしている点は評価出来る。ただ、金原ひとみの「お嬢様ぶり」と「馬鹿、クソッ」しか語彙

    torasshu
    torasshu 2007/08/11
    "馬鹿、も、糞ッも云わない大人しい女の子でも描かせたときに、その真価がわかるのではないか?"
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