辺境社会研究所
「頑張らなくても良いと思うけど、何か問題ありますか?」というオレドコblogさんのエントリーを読みました。 何度かここに書いていますが、僕はあまりネットを見ないので、ネット上の隠語とかに詳しくないし、はてなの事情にも詳しくありません。自分がはてなでブログを書くようになってから、少しずつ、はてなの機能とかわかってきたんですが、未だに、いわゆる「はてなの空気」が読めません。「はてな匿名ダイアリー」というのも、どういう人が書いていて、何を目的にしているのか、よくわかってません。という基礎データをお伝えした上で書くのですが、オレドコさんのエントリーがおもしろかったです。特に、↓このあたり。 それ、向こうの家庭の問題で、あんたには関係ないじゃんと思うんだけどどうなんだろうね。 実は、僕は、自分で自覚している、ある「欠落」があります。 それは、「他人に興味が無い」ということです。 というと、たぶん、と
Tech Mom from Silicon Valley - SecondlifeとTwitterは都市伝説か? を発端にtwitterがバブルだとかバブルじゃないとかいう話がウェブで盛り上がっている間に 3週間で700万ユーザを集めた顔ちぇき!の記事を読んで、これを書きます。 Second Life は、自分が学生だったらはまったと思います。就職してからはオンラインでゲームを楽しいと思えるだけどっぷり遊ぶ時間がなかったものの、Ringo’s Weblog で Flickr の前身が Game Never Ending というMMOゲームだと知ってから、ゲームとソーシャルネットワークサービスと Google Earth のような実世界のデータを網羅しているサービスのみっつは、別の方向からなにかひとつのところに向かって動いているように思えました。Second Life はその三つが混ざってい
自己分析。 僕はだいたいの理系学問が好きだ。サイエンスが大好きだ。典型的な理系だと自分で思う。それに加えて工学っぽいことも好きだ。SFに出てくるような機械たちを見ると心が躍る。ニュートンや日経サイエンス、子供の科学などに書いてあることが大好きだ。そういうことは昔からずっと好きだった。今は大学院で物理や化学に含まれる研究をしているが、しみじみと「理系が好きだなー」と思う。 理系の女の子の取扱説明書 - 毛の生えたようなもの 上記リンク先の文章を読んで、いったいぜんたい僕はどうしてサイエンス大好きっ子になったんだっけ?思ったので、考えてみた。 1 僕は自然が好きだ。それは森林とか、緑溢れるとか、海とか山とかの自然ではなくて、もっと広い意味での自然。自然科学で使われるほうの自然だ。人工物も自然に含まれる。そういうものたちが、「こうすれば」「こうなる」そういうことが好きなのだ。ボールを手から離すと
はてなグループの終了日を2020年1月31日(金)に決定しました 以下のエントリの通り、今年末を目処にはてなグループを終了予定である旨をお知らせしておりました。 2019年末を目処に、はてなグループの提供を終了する予定です - はてなグループ日記 このたび、正式に終了日を決定いたしましたので、以下の通りご確認ください。 終了日: 2020年1月31日(金) エクスポート希望申請期限:2020年1月31日(金) 終了日以降は、はてなグループの閲覧および投稿は行えません。日記のエクスポートが必要な方は以下の記事にしたがって手続きをしてください。 はてなグループに投稿された日記データのエクスポートについて - はてなグループ日記 ご利用のみなさまにはご迷惑をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。 2020-06-25 追記 はてなグループ日記のエクスポートデータは2020年2月28
インターネットのおかげで情報をよりはやく得ることが可能になって、オタク的にはとってもありがたいことこの上ないわけですけども、でもたまに、それが鬱陶しいなと思うときもある。 周りに都合よくオタク仲間がいるとも限らず、いても同じ作品に手を出しているとも限らず、まとまった形でのオタク情報といったら月刊のアニメ誌や週刊のゲーム誌くらいでしか拾えなかった時代、アニメを見て、ゲームをやって、なにかを解釈することには自分の頭を使った。望むと望まぬとにかかわらず、それしかなかったから。面倒なら、解釈無しで放り投げるだけのこと。 今は、ネットで検索すればチョチョイのチョイで、他の人の意見が見られる。ありがたいご論評を読むことができる。で、だ。それと同じことしか言わなくなるんだ。それらしく展開されている他人の文章に頷き、その受け売りを別のところで披露し、「俺もそう思ってたんだよ!」と付け加えてはい終了。うわ、
触発されない。これが最大の欠点であると自覚している。また広くみても現代的な若者の特徴であると思う。物語とか、雲の上とか、希少な確率とか、そういうことがわかりすぎている。から、というわけではない。の、だろうか。 これは非常に難しいぞ。どれだけ大人が必死になって考えて、諭そうとしても、そんなことは僕に伝わらない。必死であればあるほど、みにくいひどいつまらない。触発されない。触発されることに抵抗を感じる。触発はすなわち悪である、と考える。触発されることは安っぽい。つくりものの希望に支配されているようだ。どこかに汚らしい陰謀があって、それが僕を触発させるのではないか。たとえば日本ひきこもり協会である。これは負の触発だが、たとえひとを奮闘させるような生の触発であったとしても、陰謀には違いない。やる気、カッコワルイ。ただの中二病で片がつきますか。どうですか、大人のかた。 というか貴様たちは、ただ楽しそ
どうしてこう私の趣向は周囲の人とズレるんでしょうかね。 世間で言われる評価の高い"名作"、もしくは話題の渦中に置かれるような"話題作"は、大抵どこか強い癖らしきものがあるものが多いので、さらりと進めないそういったのを避けてるうちに、2票中1票は絶賛でもう1票は酷評されてるようなよく分からない評価の付いた何かに、私は惹かれていってしまうのではないかとも思ったりする。自分というものを持っていないだけに。 いや、柄にもなく人と自分を比較するからいけないのか。結局は人の趣味など関係なくて、自分が好きかそうでないかだけが重要なのなのだから、人を気にせず、また人に薦めず生きていくことが私にとっての鍵なのか。 こうして信じられもしない自分を信じることで誰かと一層ズレていく。振り返って見てしまう隔絶された世界に悲しくなる。 なのでしょうがなく、悲しみながらもギリギリ隔絶されぬ境界で世界を見ております。 今
そもそも感想って何?自分という存在に対して外部が影響してきたから、外部が自分にどう影響してきたかとか、何も影響ありませんでしたとか思ったことを伝えるために説明するのが感想。そういうものならば今さっき書いたのは感想という概念に対する感想であることは間違いない。感想という現象の自分なりの分析なのだから。 5月に書いた「COMPLETE BEST」の記事以来、"書く"という行為が凄い悩ましかった。事実だけを正確に伝えたり、商品を買う気の無い人も何か情報を得られるような、そんな理想の高いものばっかり気が付けば目指してたわけで、「自意識過剰甚だしいな青二才」と囁く自分が絶えず書く行為を妨げてきたわけです。 かといってジャスト無感世代である私は、何かに対する感想がすぐ言葉に置き換えられる人間ではない。与えられた物はそれとして受け止めてしまい、年上の人が書くような自己を持った揺ぎ無い思想がある感想を書け
つらつらと書きかけ。 欲望が薄いほうだとは思わないおれが結局のところ多くを望もうとしないのは、欲望よりもめんどくささが上回っているからだと思う。フラットに欲しいか欲しくないかっていわれれば欲しいけど、ちょっとでもめんどくさいことは一切やる気がないので、めんどくさい→どうでもいい→二度寝、という自殺しない回路がドライブしておれの自意識を平穏に保ちつづける。昔から自分以外の誰かになりたいと思ったことがなかった。誰かのようになりたいというひとに共感したこともない。唯我独尊といわれることもあるがそれは違うと思う。べつに自分が尊いわけではない。生まれる先を選べたわけではない。想像力が足りなかっただけかもしれないが、だとすればおれは幸運だったのだと思える。大きな成功も挫折もなく凡庸に生きている。 自分の欲望の身の丈に合うだけの力がない場合、常に不満が生じて人間は苦しい。あれが欲しいああなりない、だが手
来年も作りたい!ふきのとう料理を満喫した 2024年春の記録 春は自炊が楽しい季節 1年の中で最も自炊が楽しい季節は春だと思う。スーパーの棚にやわらかな色合いの野菜が並ぶと自然とこころが弾む。 中でもときめくのは山菜だ。早いと2月下旬ごろから並び始めるそれは、タラの芽、ふきのとうと続き、桜の頃にはうるい、ウド、こ…
この世界に狂気なるものがあるのはおおむね納得いただけるであろうと、一切の根拠なしに断言して思ったことを綴りはじめる次第でございます。狂気は、ひとに関する大切なこと、一般にそう思われる観念にごくちかいところ、隣であったり、裏に、しばしば姿を潜めるものです。これが狂気の魅力です。魔眼に魅せられる所以かもわかりませんけれど。 ひとはさまざまです。狂気に拒絶を示すこころを、きっとたくさんのひとたちがもっていましょう。これは個人的な感情ですが、僕は、そういったひとたちのこころは狂気から護られるべきであると思います。もちろん、そういったこころを狂気で侵すことに興奮を覚える性癖を、僕はもちあわせてございますが……。そんな欲望は虚構において満足させるに済みます。 以上は僕に関する話であると同時に、たいていの状況において切実さをともなわないつぶやきであるのは否めません。きみとぼくに狂気がまとわる状況など、そ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く