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ブックマーク / dain.cocolog-nifty.com (2)

  • わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: 最近の劇薬小説

    劇薬小説の企画は続いているが、「コレは!」というのが見当たらない。 良作に出会えて嬉しいが、それだけ。ベンチマーク「隣の家の少女」のハードルが高すぎたのだろうか。これを「たいしたことない」と放言した輩がいるが、じゃぁ「隣の家の少女」よりスゴいのを教えてくれないか? というツッコミには賢明なことに沈黙を守っている。 ケッチャム読んだことある人は、かなり慎重に言葉を選ぶ。これを超えるやつなんて、そうそう無いことを知っているから。非道小説をたくさん読んできた(つもりの)わたし自身、 ケッチャムに匹敵する劇薬は、ドストエフスキーしかないのでは? とまで思うようになってきた。 「劇薬小説」の企画は、言い替えると、「文字で構築された世界でどこまで酷い目に遭うことができるか? 」になる。「酷い目に遭う」ためには、作品にのめり込む必要があるし、酷い目に遭う人と同体化してなきゃならない。それだけ作品に魅力が

    わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: 最近の劇薬小説
  • わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: 「知的複眼思考法」はスゴ本

    タイトルは大仰だけど、いわゆるロジカルシンキング指南。ただし、そこらのロジシンと一緒にするなかれ。「知的複眼思考法」は今まで読み散らしてきたロジシンもので最高に腑に落ちてくるスゴなり。 これまでのロジカルシンキングは、定義と書き方の説明と例の紹介の集積にすぎない。曰く、「今なぜMECEか?」「MECEとは」「MECEの例、書き方」「MECEの実践」でオシマイ。 だから読んでもソレっぽい書き方はできるけれど、あくまで見た目。ロジカルシンキングから導出される「アウトプット」と同じ書式だけれど、ロジカルシンキングをしていない。 いっぽう、書の第3章の「問いの立てかたと展開のしかた」では、MECEとなるための思考方法を説明してくれる。実は、優れたツリーの裏側に何十枚もの「デッサン」がある。書いちゃ捨て、拾っては直しのスクラップ&ビルドが必要なんだが、フツーの指南はそこを省く。書には「デ

    わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: 「知的複眼思考法」はスゴ本
    torasshu
    torasshu 2006/05/12
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