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ブックマーク / mekab.hatenadiary.org (8)

  • 2008-06-02

    高校のとき先生が、鬼束ちひろがI am god's childと歌っていたことを小馬鹿にしたのを思い出した。自分は特別だと思う若い人を摘む大人は、なんでしょう ちゅうにびょうという言葉で括ったひとは、だれでしょう だいすきって言うから、きらいって言ってね 「化粧してるの?」って質問することは、おんなのひとが電車でお化粧するのと同じ種類だって知ってるのかな 絵を描くのがすき、映画を観るのがすき、を読むのがすき、人の話を聞くのがすき、いっぱい知識を与えてもらって、ひとは大きくなったけど、なんだか世渡り下手になってしまいました。 ロマンチックや退廃や耽美へのあこがれと、自分にもそんな世界に行くだけの価値があるって過大評価がぼわぼわ膨らみました。 現実と違う世界のことをたくさん知ってるから、現実がやりづらくなる。 現実と違う世界のことをたくさん知っているからこそ、現実をうまく手玉に取れたら、いい

    2008-06-02
  • 2008-01-20

    図書室にまたいつものおとこのこがいる。図書室のソファの背もたれにうしろから寄りかかって雑誌をよむわたし。そのソファに座っているおとこのこが振り返ってわたしの頭をつつきます。さきに図書室からでたわたし、そのあとにでたおとこのこは、よろよろかかえたいっぱいの画材でドアにつっかえたわたしの頭をつっつく。 「持ってあげる」 って、わたしの木炭紙をとりあげて、下駄箱まではこびます。わたしが下駄箱をあけるのもままならない手荷物で、ばたんばたん音をたててをとりだそうとするのをみて、 「あかちゃんをみてるみたい、取ってあげる」 って笑いながらいいます。わたしが、だいじょうぶ といいながらぽとんぽとんふたつ落としたを、しゃがみこんで拾おうとするおとこのこに、だいじょうぶだから と拾えないようにを足で遠のけました。タイツの足を目のまえにさらしたことが今となってはいやです。散らばったを履こうとして、薄暗

    2008-01-20
    torasshu
    torasshu 2008/01/21
  • 2008-01-07

    http://www.kaikaikiki.co.jp/artists/list/C31/ あんまりきらい 嫉妬こみで 今日まちがえて学校に行った。まだ冬休みだった。これをべたといわずになんといおう!あしたはパンをくわえて出かけようかとおもいます。考えごとするときは鉛筆を鼻と口のあいだにはさもうとおもいます わたしの、隔離されたせかいへのあこがれはひにひにますばかりです。画家と、そのモデルというのはその例。    画家のおとことモデルのおんな。画家ははだかのモデルを描きながら、皮膚をこえ、筋肉をこえ、骨までみつめます。モデルははだかどころではなく、体の表と裏がひっくり返ってしまったように、じぶんのすべてを見透かされたこころもちです。おんなのなかにおとこがすみずみまでいっぱい。    ひとをよせつけない、だけど儚い、隔離されたせかい。そこにじかんはなくて、俗的なものをいっさいこばみます。な

    2008-01-07
  • 2007-12-29

    だって、あいされる才能がないのなら、ひとりぼっちでもいきていけるくらいの才能がないといけないし  仕事を得られるほどのなにかに長けた才能がないのなら、だれかに守ってもらうためのあいされる才能がないといけない   どうかんがえたってどちらかがないとひとは潰れてしまいそうなのに。わたしにはどっちもない気がしてなりません。 あいされる才能のあるひと、まわりからコーティングされたようなひと、昆虫のような。 仕事を得られるほどの才能のあるひと、芯があるひと、脊椎動物のような。  たいていそのどちらのひとで溢れるまちを、コーティングもない、芯もない、くらげのようなわたしがあるく。みんななにかしら硬いものをもつなか、ふにゃふにゃのわたしは、へちゃへちゃとずりずりと歩道を湿らすようにあるく  わたしも硬いのほしい あんみつ姫を井上真央がやるのやだ あんみつひめだよ! あんみつひめかセーラームーンかみたいな

    2007-12-29
  • ■ - とろけるあめ

    わたしは、思春期とか反抗期とか(いまもそうなのかもしれない)、そういういかにも人格の形成に関わる時期に、会えもしないひとにこいしていたのがいけなかったのかもしれない。 会えなくなってしまったすきなひとは、会えたころのすきなひととは、ぜんぜんちがう存在をしはじめるのです。会えたころはかんじた、にんげんくささ たいおん こえ ひょうじょう は徐々に消えていくのです。会えなくなってしまったすきなひとは、わたしの頭の中で、人間らしさを無くし、まるでなにかのキャラクターのようになりました。キャラクター化してしまったすきなひとは、わたしの思い通り、理想通りに、わたしの頭の中を占領しました。だって会えなのだから、すきなひとはわたしの好き勝手に膨らんだし、いつまでもかんぺきにかっこよかったのです。人間味を欠いているという以外は、わたしの脳内のあなたは、かんぺきだったのです。 そんな実在のない、肉のない、キ

    ■ - とろけるあめ
  • 2007-10-03

    だれだってぐちゃぐちゃにされたい願望があるとおもう 絵をかきおわって、家に帰る、ひとりで自転車をこぐ約20分がいちばんさみしい。   あっ、歩き方のおかしいおじさんが近づいてくる、求めていない。ああうしろからからから自転車の音がする、からころ、期待する、もしかして、もしかして、でもわたしを抜かして行くのは、女らしさなんて捨てたようなおばさん。はああ橋を渡る、もう疲れきってるのに、立ちこぎで橋を渡る、真っ黒な川の上を駆ける。あっあなんで1人なんだろう、だからといって会いたくてたまらない人もいない。会いたくてたまらない人がいたら、あたまらないたまらないって、それで頭をいっぱいにできるのに。そうしたらどんなにいい   はああ橋を渡る。あっあっ 真っ黒な川の上を駆ける

    2007-10-03
  • 2007-03-21

    ここ何日かのわたしは、ひさしぶりに何も考えない頭になっています。低俗な頭です。何も考えない頭を持つ日々はとっても楽ですね、ぽかんと過ごしてればそれでいいんだもの。からっぽな頭でいることはとても楽だというのに、わたしは何か悩みごとを探そうとするのです。無駄なことでもいいから、悩みごとがほしくてたまらないのです。悩みごとができたらできたで悶々としてうなされるくせに、悩みごとが無いと、自分が低俗で馬鹿になってしまったようで、不安でたまらなくなるのです。つねに悩みごとがほしい 考えごとをしない頭なんて、最低だと思うからです。 今日は1人で電車に乗って出かけました。わたしは電車に普段あまり乗らないので、電車に1人で乗るとなるとちょっと気張ります。今日乗った電車は田舎の各駅電車でてけてんてけてんと走ります。わたしは一番端っこの席、鉄の手すりに面した席が好きなので、そこを陣取ります。周りを見渡すと、ピン

    2007-03-21
    torasshu
    torasshu 2007/09/17
    電車+ときめき
  • 2007-09-16

    かんがえてみたらもうすぐ18歳になるらしい!わたしが18歳になってしまうなんか。顔はこどもみたいだし、体はぺちゃかぽだし (今ぺちゃかぽって何よと思ってやふーで検索したらなんも出なかった。ぺちゃかぽというただの発音の羅列、わたしが人類史上初めてやったんじゃない!ねえねえ人間はじまって以来だよ とかばかみたいなこういうことわたし実際よく口にだす) 、頭の中もきっときいーもちわるいよ。魅力のない18!18☆18っておんなのこの絶頂じゃないの 今日小さい子の絵をたくさん額装しました。小さい子の絵はみんなぜんぶかわいかった。絵を描きたいのいきおいでぱんぱんでした。わたしの絵なんか、ぜんぜんおよばない。わたしの絵なんて、誰も魅せられないだろうなておもいしらされた 画家の、絵を描きたいエネルギーが伝わってくることが、絵にとって1番大切だとおもう。小さい子たちの絵はそれでいっぱい。わたしの絵は1番大切な

    2007-09-16
    torasshu
    torasshu 2007/09/17
    ぺちゃかぽ
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