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japanese_chessに関するtoriaezuのブックマーク (20)

  • 渡辺明の敗北

    「最年少防衛」「最年少九段」。速報で次々と流れてくる文字は、間違いなく、将棋界の歴史に残る偉業だった。しかし、不思議と感情は湧き起こらず、それはただの文字の羅列にしか見えなかった。 「渡辺明の敗北」。代わりに浮かんだその文字は、頭から身体を巡り、あっという間に全身を蝕んでいった。 藤井聡太に初タイトルである「棋聖」を献上してから1年。渡辺は、戦を勝ち上がり、再びタイトル戦の舞台に戻ってきた。あの夏から1年。両者は立場を変えて再び相まみえた。「現役最強決定戦」との呼び声も高く、戦前のボルテージは最高潮に達した。 しかし、結果は渡辺にとって非情なものに終わる。0勝3敗。自身39回目のタイトル戦にして、初のストレート負けである。昨年圧倒的な研究で藤井に一矢を報いた第3局で、今度はその矢が届かなかった。復位を期し、1年ぶりに臨んだ大舞台での再戦は、梅雨の黒雲に呑まれるように進行し、夏を迎えないま

    渡辺明の敗北
  • 渡辺明の孤独な闘い

    藤井聡太新棋聖が誕生し、世間は大きく湧いている。 けれど、ここでは、番勝負で敗れた渡辺明二冠の話をさせてください。 羽生と藤井の間 渡辺明は、昨年このような発言をしたことがある。 「今の棋士は自分も含めて、歴史的には羽生と藤井の間、という位置づけになるんじゃないですかね」 (2019年2月27日付「日経済新聞」夕刊) いつものようにニヒルな笑いを浮かべて、彼はあっけらかんとこのようなことを言った。 しかし、この発言は私にとっては結構な衝撃であった。渡辺明は、羽生の次は藤井の時代だ、自分は時代を作る棋士ではない、そう言ったのである。 この言葉の意味は、とてつもなく重い。 渡辺明は、紛れもない「天才」である。 中学生で棋士になり、20歳で将棋界の最高タイトル、竜王を獲得する。 玉を堅く囲い、針の穴に糸を通すような細い攻めを見事に通す。理路整然としたその将棋は、美しく、絶品である。 2008年

    渡辺明の孤独な闘い
  • 世界オセロ優勝の11歳福地さん 帰国便機長が前記録保持者 | NHKニュース

    チェコで開催された世界オセロ選手権で神奈川県に住む11歳の福地啓介さんが最年少優勝記録を更新しましたが、偉業を成し遂げた福地さんが帰国する際に乗った飛行機の機内アナウンスが話題となっています。 大仕事を終えた福地さんなど日の選手団は帰国する際ドイツのデュッセルドルフ発成田行きの便に乗りました。 まもなく離陸するというとき、機内に流れたアナウンスに乗客たちは驚きました。 日オセロ連盟の工藤浩由専務理事が撮影した動画では、機内アナウンスは「今回のチャンピオン、最年少優勝記録11歳という快挙でございます。この話をぜひ、お客様ともシェアしたく少々お時間をいただきました」などと最年少優勝記録の快挙をたたえる内容で始まります。 続いて機長が自己紹介すると日の選手団からはどよめきがあがりました。 機内アナウンスをした機長の名前は谷田邦彦さん。 なんと、谷田機長はこれまでの最年少優勝記録の保持者で3

    世界オセロ優勝の11歳福地さん 帰国便機長が前記録保持者 | NHKニュース
    toriaezu
    toriaezu 2018/10/17
    自分がおっさんと呼ばれる歳になって、この手の話を読むだけで涙腺が緩むわ……ええ話や!
  • 【追記】「普通に勝てばいいのに」羽生竜王、優位な場面で悪手を指したと思いきや、結果的にそれが最短で勝つ手筋だったことに手首を壊される実況民

    まとめ 【追記】「なんやこの鬼畜眼鏡」羽生竜王、対局者・稲葉八段の心を叩き折る鬼の将棋で順位戦プレーオフを制覇、タイトル10.. 前回は流石に長過ぎたので今回はコンパクトにしようと思ったら全然短くなってない件 序盤の反応が薄かったので追記 524722 pv 280 67 users 267 名人戦棋譜速報 @meijinsen おはようございます。名人戦棋譜速報です。日はA級プレーオフ4回戦 ▲豊島将之八段-△羽生善治竜王を中継しております。 勝者は稲葉八段との挑戦者決定戦へ進みます。よろしくお付き合いください。 プレーオフ日程表 goo.gl/1tLvdc #shogi #meijinsen pic.twitter.com/wWawPeN6DI 2018-03-18 10:30:08

    【追記】「普通に勝てばいいのに」羽生竜王、優位な場面で悪手を指したと思いきや、結果的にそれが最短で勝つ手筋だったことに手首を壊される実況民
  • 将棋 羽生棋聖が前人未到の「永世七冠」達成 | NHKニュース

    将棋羽生善治棋聖が竜王戦の七番勝負を制して通算7期目となる竜王のタイトルを獲得し、永世竜王の資格を得ました。これで現在7つある将棋の永世称号の資格をすべて獲得し、前人未到の「永世七冠」達成を果たしました。

    将棋 羽生棋聖が前人未到の「永世七冠」達成 | NHKニュース
    toriaezu
    toriaezu 2017/12/05
    人工知能が神の領域に到達しようとする一方で、羽生もまた別のアプローチで神の領域に行こうとしている。人間の可能性が新たに切り開かれた歴史的瞬間。
  • 谷川九段がA級陥落 在籍連続32期:朝日新聞デジタル

    将棋の谷川浩司九段(51)が、名人挑戦権を争うトップ棋士10人のリーグ戦「A級順位戦」から陥落することが11日未明、決まった。名人在位を含むA級在籍連続32期は、故・大山康晴十五世名人の44期に次ぐ歴代2位。輝かしい成績で永世名人の資格も手にしたスター棋士が、ひとまず大舞台を降りる。 A級からC級2組まで5クラスある順位戦。頂点の名人から連なる棋士の「順位」を決め、クラスは棋士の「格」を表す。最上位のA級に在籍することは一流棋士の証しだ。 10人で戦うA級は、優勝者が名人に挑戦し、下位2人がB級1組の上位2人と入れ替わる仕組み。同じ成績なら、前期の成績を元に決まる「順位」が下の棋士から陥落する。

    谷川九段がA級陥落 在籍連続32期:朝日新聞デジタル
  • 量子将棋が面白い - 西尾泰和のはてなダイアリー

    量子将棋というゲームが遊べるようになったということで、さっそくプレイしてみた。ルールは簡単に言うと、すべての駒は量子的な重ね合わせの状態にあり、どう動かしたかによって駒の状態が収束する。王将に収束した駒を取れば勝ち。(追記: ルールの解説書きました: 量子将棋 Q&A) 2勝2敗で結構面白かったので流れ去ってアクセスできなくなる前に感想をメモ。 1回目(勝ち) 棋譜: http://shogitter.com/kifu/884 僕の戦略 駒の種別が確定すれば取れる選択肢が減る。ということは必要がない限り駒は動かないほうが良い。動かさなければいけないのであれば歩の振りをするのが一番可能性が狭まらない。 王将に確定した駒を取れば勝ちなのであれば、相手の「王将かもしれない駒」をどんどん取って行って可能性を狭めるべき。 感想 駒の上にマウスポインタを置くと可能性のある駒の種類が出てくる 飛車を取る

    量子将棋が面白い - 西尾泰和のはてなダイアリー
  • 泥にまみれた塚田九段が譲れなかったもの -『将棋電王戦』第四局 "棋士の意地"すら超えた、勝負への壮絶な執念

    レポート 泥にまみれた塚田九段が譲れなかったもの -『将棋電王戦』第四局 "棋士の意地"すら超えた、勝負への壮絶な執念 人間対コンピュータの戦い。このレポートも4回目を迎えるが、今回の戦いほど異様な勝負はこれまでの将棋界では見たことがないものだった。筆者は第三局のレポートの結びで「意地の勝負なら塚田九段はきっとやってくれる」と予想したが、塚田九段が見せたのは「棋士の意地」の範疇をすら超えた、勝負への壮絶な執念だった。泥にまみれることすらいとわない、なりふり構わぬ戦いぶりに対しては賛否両論もあるだろう。しかし、この戦いを称えるのか非難するのか、それは勝負を見た人間がそれぞれに決めればいい。ここでは、この日の盤上とそれを取り巻く人たちの間で何が起こっていたのか、その真実に迫ってみたい。 「第2回将棋電王戦」は、日将棋連盟に所属する現役プロ棋士5人と、第22回世界コンピュータ将棋選手権で上位に

    泥にまみれた塚田九段が譲れなかったもの -『将棋電王戦』第四局 "棋士の意地"すら超えた、勝負への壮絶な執念
  • 羽生は負け演技をしたのではないよ

    ちなみに僕の棋力は、ボナンザの中級に勝ったり負けたりする程度のヘボですので深いことは全くわかりません。 詳しい人は突っ込みよろしく。 http://blog.livedoor.jp/goldennews/archives/51769973.html http://b.hatena.ne.jp/entry?mode=more&url=http%3A%2F%2Fblog.livedoor.jp%2Fgoldennews%2Farchives%2F51769973.html このまとめブログとブコメを読んで。 元スレを立てた人は多分冗談で立てたんだと思う。 放送見てたら羽生の表情が演技だとは思わないはずなので、あれは言わばキャプチャ芸というやつだ。 それがまとめブログに載って拡散していくうちに、気で「羽生さんが負けそうな演技をして相手を油断させたんだ」と思う人が出てくる。 ブコメを見てもチラホ

    羽生は負け演技をしたのではないよ
  • 「俺の邪悪なメモ」跡地

    toriaezu
    toriaezu 2011/05/18
    このゾクゾクする感じ、たまらない……!
  • あから2010合議サーバログを可視化してみた - A Successful Failure

    2010年10月17日 あから2010合議サーバログを可視化してみた Tweet 10月11日に開催された清水市代女流王将とコンピュータ将棋「あから2010」の対戦は「あから2010」の勝利となった。コンピュータが将棋のプロを破った初めてのケースである。対局前の展望、技術解説、棋譜再現Flashなどは次のエントリを参照いただきたい。 コンピュータ将棋の現状:三人寄れば文殊の知恵は正しいか? 清水女流王将 vs コンピュータ: 世紀の対局を楽しむために さて、情報処理学会は、棋譜と合議サーバのログを公開している(今気づいたが、各プログラムの読む筋も追加されている)。コンピュータ将棋や囲碁の掲示板ではYSS開発者の山下氏がログについて簡単な解説を行っている。そこでスクリプトを組んで、各プログラムの合議過程がなるべく見やすくなるように可視化を試みてみた。 来の性能を発揮していなかったあから20

  • 「俺の邪悪なメモ」跡地

  • 「俺の邪悪なメモ」跡地

    toriaezu
    toriaezu 2010/04/06
    めちゃくちゃわかりやすい
  • すくいぬ Q. 将棋の駒が全部飛車の動きだったらどうなるか

    1 名前:名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/07/04(土) 17:46:09.02 ID:4uY0NRb+0 直感的には先手有利っぽいが 3 名前:名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/04(土) 17:47:21.36 ID:SuXZ5Qxj0 泥試合 4 名前:名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/04(土) 17:47:34.25 ID:fBgsMJLw0 王手がなくなる 6 名前:名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/04(土) 17:48:58.50 ID:AAQ88k6m0 ちょっと誰かやってみようぜ 後手持ち駒: 9    8    7    6    5    4    3    2   1 ┌──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┬──

  • シリコンバレーから将棋を観る - naoyaのはてなダイアリー

    「シリコンバレーから将棋を観る」を読んだ。 はてなのオフィスが京都に移ってから一年以上が経った。はてなの米国オフィスが閉じてからシリコンバレーに行く機会は一度もなかったし、京都は東京よりも更にシリコンバレーには遠いこともあって、梅田さんと対面で話す機会は一頃に比べると少なくなった。そのためか、これまでの梅田さんのを読むときとは少し違って、著者とのある程度の距離感と緊張を感じながら読み進めることになった。 書名どおりテーマは「将棋」だ。私は将棋は小中学生の頃に少し遊んだぐらいで、ほとんど素人だ。だから、梅田さんが将棋を執筆されたと最初に聞いたとき、これまでとは違って、自分は読者対象から外れるのだろうか? などと思ったりもした。とは言え「梅田望夫が"シリコンバレーから"を書名に冠した」というだけでも、自分にとって購入するのに十分な動機はあった。 まえがきと第一章とを読んで「なるほど」と思

    シリコンバレーから将棋を観る - naoyaのはてなダイアリー
    toriaezu
    toriaezu 2009/05/25
    よいコードを書く技術者はよい文章を書く。これ鉄板なんじゃないかなあ
  • 新著「シリコンバレーから将棋を観る」は、何語に翻訳してウェブにアップすることも自由、とします。 - My Life Between Silicon Valley and Japan

    シリコンバレーから将棋を観る―羽生善治と現代 作者: 梅田望夫出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2009/04/24メディア: 単行購入: 95人 クリック: 1,178回この商品を含むブログ (162件) を見る今週末から書店店頭に並ぶ拙著「シリコンバレーから将棋を観る」ですが、「将棋を世界に広める会」の理事の方のブログから、こんなトラックバック 日国内では(将棋を知らない人にも)将棋に興味を持ってもらうのに、大いに意味があるでしょう。竜王戦のウェブ観戦記もとても興味深い内容でした。将棋を世界に広める観点からどれくらい効果があるかわかりませんが。あ、このが英訳されれば大きな意味があるかもしれませんね。 をいただきました。たしかにこの日語のが日で出版されるだけでは「世界に広める」との接点はありません。しかし、世界で将棋を指す人は桁違いに増えてきているとのこともあり、僕自

    新著「シリコンバレーから将棋を観る」は、何語に翻訳してウェブにアップすることも自由、とします。 - My Life Between Silicon Valley and Japan
  • 「観る」ことと「する」こと「生きる」こと - My Life Between Silicon Valley and Japan

    「ものぐさ将棋観戦ブログ」で、拙著「シリコンバレーから将棋を観る」を早速読んで取り上げていただいた。「「観る」という行為は実は恐ろしく深いのだ」を読み、何だかいくらでも語り合えそうな気がしてきて、ブログを始めた頃の楽しさを思い出したので、思いつくままに、そのテーマとなっている「観る」と「する」について書いてみよう。 単純化すると「観る」というのは客観的な行為、「する」というのは主観的な行為である。人は結局自分の人生を生きなければならない。あくまで生きるというのは自分自身の主観的な行為である。自分でしなければどうしても身につかないということは確かにある。だから「する」(生きる)という行為は尊い。だが、そこに客観的な「観る」行為が欠けるのならば、自分を失ったり自分の狭い価値観に閉じこもることになってしまう。 ふと思いだしたのが、将棋ではなくてラスベガスのことだ。 アメリカに来てまもない頃、初め

    「観る」ことと「する」こと「生きる」こと - My Life Between Silicon Valley and Japan
  • 「永世竜王」誕生 【梅田望夫】

    渡辺明竜王(24)に羽生善治名人(38)が挑戦する第21期竜王戦七番勝負は、羽生名人三連勝のあと渡辺竜王三連勝で最終局を迎えた。一局の将棋に両者の「永世竜王」称号がかかり、なおかつ羽生が勝てば「永世七冠」、渡辺が勝てば「史上初の三連敗四連勝」がかかるという、百年に一度あるかどうかの歴史的な対局となった。将棋の町・天童での激戦の末、渡辺竜王が大逆転防衛で初代「永世竜王」に輝いた。 私はウェブ観戦記を書くためにシリーズ第一局が開催されたパリに赴いた。そこで私は、羽生の怖しさを見た。対局者である渡辺自身を含む棋士の誰もが「渡辺必勝」と断ずる局面に羽生はあえて誘導した。羽生だけがその局面を有利と判断し、その大局観の正しさを圧勝によって証明したのだった。終局後のパリのカフェで、 「僕の将棋観が根底から覆されたんだ。僕だって読めていた手、でも初見で捨てた手、僕にとっていちばんあり得ない手が最善手だっ

    「永世竜王」誕生 【梅田望夫】
    toriaezu
    toriaezu 2009/01/16
    「羽生の怖しさ」
  • 『スラムダンク』 | 妻の小言。

    「渡辺くん、あきらめたらそこで試合終了だよ」

    『スラムダンク』 | 妻の小言。
    toriaezu
    toriaezu 2008/12/13
    これなんて感動巨編。
  • 『棋士の魂』よりぬき羽生善治 - 帝都高速度少年少女! - okadaicの日記

    引用の快楽, 囲碁将棋  先日、宝島社文庫『棋士の魂』について書いたら、なんと「ものぐさ将棋観戦記」さんに言及していただいてしまった。 しかも、遠山四段の「指さない将棋ファン」記事にまで言及。なんとおそれおおい!とにかく、別に指す将棋マニアだけでなく、完全に将棋については素人でも楽しめる要素とか妖気のようなものが間違いなく将棋には存在するように感じる。将棋の世界の方々は、そういうものをアピールする努力も、もっともっとするべきなのではないかと思う。 http://blog.livedoor.jp/shogitygoo/archives/51309080.html  感じる感じる、存在する! っていうかー、現時点で私それしか感じてない。笑。というわけで有言実行、他の箇所も引用する。ただし、自体は指さない将棋ファン仲間のkanmura嬢に貸してしまったので、前後の文脈はぶったぎってます。 棋士

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