最近文庫になったジャレド・ダイアモンドの『銃、病原菌、鉄』の2005年版原書には、日本に関する章が増補されていたそうです。それなのに、昨年の文庫版にはなんら反映されていないというのは、ずいぶん怠慢な話ですね。 こういうときにさっと翻訳してしまう山形浩生夫氏の早業は賛嘆すべきでしょう。 http://cruel.org/diamond/whoarethejapanese.pdf 「禁無断転載、無断複製」なので、引用はしません。ある意味で知識人には常識的な叙述とも言えますが、興味深い記述も多々あり、一読を勧めます。