音楽ナタリーで「桜ソング」についてのコラムを書きました。 “桜ソング”の栄枯盛衰 ~2000年代の爆発的なブームはなぜ起こったのか~ これまで「桜ソング」についてはリリースしたものを挙げていただけだったので、今回は自分の中でもいろいろ点と点が線で繋がる感があって大変に良い機会でした。当初より話がでかくなって大変ではあったのですが。 以下、原稿書きながら、使わなかったり余計に思ったりしたこといくつか。 音楽だってインディーズ等のごく一部を除けばビジネスとして回しているわけですから、こういう「使える」モチーフを使って少しでも売れるといいな、という行動はむしろ自然なこと。実際名曲もたくさん出ていますし。ただ本当に雑な企画の季節ソングでデビューして着うたが去った時点できれいにいなくなったような人まで、無闇に数が群がってしまったことが「桜ソング」の不幸だったなあ、と。 70年代に多くの作詞家さんが続