先日思い立って自宅を大掃除したのだけれど、懸案だった古くなったサラダ油を大変な苦労の末にやっと捨てることができた。そのサラダ油はもう4年も前に買ったもので、賞味期限が3年前に切れたまま、ずっと置きっぱなしになっていたのだ。なんでそんなに置きっぱなしになっていたかというと、捨てるのがとても面倒くさかったからだ。 誰でもご存じかとは思うが、油は流しには捨ててはいけないことになっている。推奨される捨て方としては新聞紙などに吸わせて燃えるゴミの日に出すというやつだ。しかしぼくはそもそも新聞を取ってないから吸わせられないし、サラダ油もプラスティック製のボトルに三分の二近く残っていて、とにかく大量でとてもじゃないが吸わすなんていう悠長なことはしていられない。いっそのことどこかで火をつけて燃やしてしまいたいくらいだがそんな場所もない。それでどうにも面倒くさくてそのまま3年ものあいだずっと放置してきたのだ