ジャック・ドーシー氏は、ツイッターなど2社の最高経営責任者(CEO)を務めていた2021年、米フロリダ州で開かれた暗号資産(仮想通貨)ビットコインの会議に参加した。 絞り染めのTシャツを着て、白髪交じりのひげを伸び放題にした丸刈りのドーシー氏が登壇した時、上場企業2社のCEOというよりは、ビーチサイドのバーテンダーのように見えた。ツイッターは従業員の出張を禁止していたほか、アクティビスト(物言う投資家)のグループからはツイッターの経営に集中していないとして1年半にわたり更迭を求められていたにもかかわらず、同氏はこの会議に出席した。 そこまでして出席したのは、ビットコインについて話したいことがたくさんあったからだ。言うべきことはツイッターや自身の決済会社スクエアに関してよりも多かったかもしれない。同氏はビットコインが銀行にとって代わり、発展途上国の起業家に経済的なチャンスをもたらし、再生可能
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