ソチ五輪のフィギュアスケート男子シングルで金メダルを獲得した羽生結弦選手。海外ではどれだけ注目を浴びたのか、ファンとしては気になるところだろう。これまでに「ニューヨーク・タイムズ」「ガーディアン」「USAトゥデイ」を紹介してきたが、今回は国際的な影響力を持つ経済紙「ウォール・ストリート・ジャーナル」(WSJ)の記事に焦点を絞る。 WSJは2月15日版の記事で「Sochi Olympics: Japan's Hanyu Wins Men's Figure-Skating Gold」とのタイトルで、羽生選手の記事を紹介している。 「日本はフィギュアスケートの力をつけてきた」 経済紙らしく、数字を用いた客観的データで羽生選手の偉業をたたえている。過去30年の五輪における同種目の1位は、ほとんどがアメリカとロシアだったと記述。19歳での金メダリストは、1948年のサンモリッツ五輪において18歳で優
