コンタクトレンズを装用している子供は、眼鏡の子供よりも自分の外見や運動能力、友人関係に自信を持っている――。オハイオ州立眼科大学などがこのような研究結果を発表した。 この研究は、コンタクトレンズと眼鏡が子供の自己意識に及ぼす影響を比較するため、米国の5カ所の臨床センターで484人の近視の子供(8〜11歳)を対象に行われた。研究が行われた3年間、237人は眼鏡を、247人は使い捨てのソフトコンタクトレンズを装用するようランダムに割り振られた。 調査の結果、コンタクトレンズの子供と眼鏡の子供では、自尊心全般には大きな差はないことが示された。学校での成績や自分自身の行動に対する認識に関しても同様の結果が得られたという。 だが、子供に「自分の外見について」「自分の運動能力について」「友人にどう思われているか」についての考えを聞いたところ、コンタクトレンズの子供の方が眼鏡の子供よりも自己評価が