インターネット検索大手の米グーグルは今年、6000人以上を採用する見込みだ。同社は事業多角化を進め、インターネットベースの企業向けソフトウエア、携帯端末向けソフト、それにローカル企業向け広告の分野にも手を広げている。 アラン・ユースタス上級副社長(エンジニアリング・リサーチ担当)は同社ブログへの投稿で、今年の採用者数が07年の6000人を超え、過去最高になるだろうと述べた。10年の採用者数は4500人で、年末時点の従業員数は2万4400人になった。さらに6000人増えると、従業員が約25%増えることになる。 同上級副社長は同社がインターネットベースの基本ソフト(OS)「クローム」のノートパソコン向けなどの発売、自動車の自動運転を可能にするソフトの開発、それに中核の検索事業への投資続行に向けた取り組みを進めており、ほぼ全ての事業が拡大していると指摘した。 グーグルは先週、レストランなど