日本語に関して日ごろ抱く疑問の中から,漢字や仮名の表記,記号の使い方,語形や字形の微妙な違いなどの迷いやすい点を整理した実用辞典.公的な基準と慣習の差,言語の歴史的な変化や背景なども取り上げて,「正しい日本語」とは何かを解き明かします.豊富な例を挙げた説明で,言葉のとらえ方が誰にでもわかります. - 知りたいことから“正しい日本語”の姿が見えてくる! - 「階段をのぼる」は「昇る」か「上る」か? 「糸」の字は8画に見えるが,手で書くときは6画でよいのか? 「大地震」は「だいじしん」と「おおじしん」とどちらで読むのか? 横書きのときの句読点は,「。 、」か「. ,」か,どちらにすべきか? 同じ10でも,「一〇」と「十」はどう使い分けるのか? 「固執」は「こしゅう」なのか「こしつ」なのか? 「冤罪」をなぜ「えん罪」と仮名を交ぜて書くのか? 「間違う」と「間違える」はどちらが正しいのか? ローマ