1986.02/新書館 <電子書籍> 無 【評】うなぎ∈(゚◎゚)∋ ●多くのワナビに道を踏み外させた名道場 『小説JUNE』誌上で連載されていた、投稿小説を指導していく連載企画の単行本化。 中島梓の執筆部分のほか、投稿作品のいくつかも掲載されている。 後に投稿作品を除外し中島梓の文章のみで再編された『新版 小説道場』が出版され、連載の後半は新版のみが出版されている。 よって、中島梓の部分に関しての評は新版の項目にゆずり、本稿では投稿作品についてのみ語ることとする。 『影人たちの鎮魂歌』 如月みこと 道場主を爆笑させ名誉一級となった、ある意味伝説の一作。 甲賀の若殿が抜け忍しようとしたら追っ手に輪姦され、伊賀忍に助けられて恋におちるが謀略によって裏切られたと思いこみ、伊賀と甲賀の戦争になってみんな死にました、という話。 忍者ものでありながら、まったく時代を感じさせない頭の悪い不良のようなセ
![092 小説道場 Ⅰ - 栗本薫 全著作レビュー(浜名湖うなぎ) - カクヨム](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/fb10838834086c86a9a280bb33e7444a0bf1eebe/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn-static.kakuyomu.jp%2Fworks%2F1177354054882021661%2Fogimage.png%3FoDDeLATYhnc4ae4fDOtreaLXfds)