d:id:mkusunok:20060501:empの続き.なぜIT業界で技術者は使い捨てられがちなのだろうか.例えば自動車産業では今なお技術革新が進んでいるが,現代自動車をはじめとした韓国・中国から追い上げられつつも,今のところトヨタなど各社は終身雇用を堅持している.この違いはどこから来るのだろうか. 自動車は成熟産業で,IT産業は勃興期にあるからだろうか.しかし日本の自動車にせよITにせよ,民生市場が大きく育ったのは同じく戦後であって,自動車メーカーと,大手ITベンダとで,歴史の長さにそう大きな違いがある訳ではない. ひとつ違うとすれば日本の自動車業界はノックダウン生産を請け負った時代からGMの背中をみて,GMは売上高*1ベースでは世界のトッププレーヤであるのに対し,コンピュータの世界でFNHともにIBMの背中をみていたのが,この業界では時代の寵児がDEC, Intel, Micros
どんな言葉が心に残るかというのは、 無意識の生態系のなせるわざだから、 もともと自我のコントロールできる 問題ではない。 ここのところ、デカルト的自我を 否定する人たちが語る言葉のある文脈が 気になっているが、 デカルト的自我がくだらないものならば、 それを単純否定する言説もくだらない んじゃないか。 世界が多彩な同時並列的要素から出来ている くらいのことは、 物理主義ですでに織り込み済みである。 だからこそデカルト的自我が 驚異として立ち現れてくるわけだが、 どうも時々議論が逆さまになる。 それはそうと、河合隼雄さんが 暫く前に言われた「中心をずらさないでいること」 ということがとても大切な言葉として残っている。 世の中には、よいもの、心を惹かれる ことは沢山あるけれども、 それに運び去られてはいけない。 自分の魂のありかは、きちんと 押さえておかなければならない。 伊藤若冲の『動植綵絵
「「革命」か、「分断」か イラクの「パレスチナ化」の真相」酒井啓子(現代思想5月号) 「学歴や出身校、習得した技術を尋ねる前に、どの宗派に属するのかを聞く 西欧人の無神経さに、不愉快な思いを隠せないイラク人知識人は少なくない。 物理的な破壊や経済的停滞よりも何よりも、 「イラク戦争で半世紀も一世紀も後退した」とイラク人が嘆くのは、 そうした帰属意識の矮小化である。 一連の「宗派」対立は、あくまでもイラク戦争後の イラクの政治社会的環境が作り出した、「政治の産物」である。 ・地域間利害を先鋭化させた結果 ・主要政党が宗教的な動員力に依存した結果 イラク社会のイスラーム化、地域分断化が進行したのである。 第一にはブッシュ米政権の政策的な「間違い」 第二には、その「間違い」を超えて、米軍の武力による「政権交替」が 実質的には「革命」ともいえる社会変化を誘発しながら、 その「革命」の帰結が米政権の
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く