つい先日、出版界における年に二回の大型イベント、「芥川賞」「直木賞」の発表が行われ、芥川賞は沼田真佑さんの『影裏』(文學界5月号)、直木賞には佐藤正午さんの『月の満ち欠け』(岩波書店)がそれぞれ選ばれました。 毎回、受賞作が決まるひと月前には候補作が発表されますが、個人的にどの作家が取ってほしいという思いとともに、本屋としてはどの作品が受賞すれば売り上げが一番上がるのかを、ひそかに考えています。大型書店では、どの作品が受賞しても良いように、事前に少しずつ在庫を持っておくこともあり、発表前からその準備は着々と行われています。 本の世界では芥川賞・直木賞以外にも、〇〇賞と名のつくものは、各ジャンルにあります。文豪の名を冠したものなら三島由紀夫賞、谷崎潤一郎賞、山本周五郎賞など、学術書なら、サントリー学芸賞、えほんならMOE絵本屋さん大賞、コミックならマンガ大賞や手塚治虫文化賞……。最近では全国
4月にオープンした銀座最大級の商業施設「ギンザシックス」内に「蔦屋書店」を出店しました。高級ブランドショップが居並ぶ中、大型書店が入るのは異例です。採算は合うのでしょうか。 増田:合う。合わせますよ。どうやって書店のビジネスモデルを変えるかということです。書店に併設させて、ぼくら自身が経営するスターバックスコーヒー、アートの展示スペースなども合わせて全体で利益を出します。スターバックスも特別な仕様に変えています。米国のスターバックス本社に直々にお願いに行って、世界一アーティスティックなスターバックスを、銀座のうちの店に合わせて考えてほしいといいました。ものすごく手間をかけてドリップで入れるコーヒーなども提供しています。 CCCはすでに、書籍販売でも日本最大のネットワークを持つ会社になっています。銀座の蔦屋書店は、日本一、もしかすると、世界でも一番コストのかかる店ではないですか。 増田:一番
よくぞ書いてくれたという記事です。ツタヤの何やら、変わった動きに私が気付いたのは、例の武雄市図書館です。遅いですね。その後、政治がらみで大騒ぎとなりましたが、民間が運営すれば公立図書館でもあそこまで見違えるという実践事例でした。そもそもこのツタヤとは、CDやDVDのレンタルショップとして一世を風靡し、気づけば「Tポイント」の運営会社として裏方でもガッポリ儲け、そして書籍販売でもいつの間にか業界トップという、得体の知れない企業です。これらを率いる商売の天才・増田宗昭氏は、この記事にある通り、家電を含め、あらゆる店舗企画を手がけると言います。本文中には「従来のレンタル事業に対する危機感」と書いてありますが、この方に限っては、思いついたことをドンドン仕掛けるタイプです。危機感も何も関係ないと思いますね。 個人的な感想ですが、IBMがパソコン事業を止めて企業向けソリューションビジネスに移行したのと
高野山大学は、NTTデータグループと共同で、仏教や密教に関する歴史的貴重資料を一般公開するデジタルアーカイブシステムを構築した。 高野山大学、NTTデータ関西、NTTデータは、創立130年の伝統を有する密教の最高学府である高野山大学が保管する、仏教や密教に関する歴史的に貴重な資料をデジタル化し、広く公開する「高野山アーカイブ」を構築した。2017年7月31日に、一般公開を開始した。 NTTデータ関西とNTTデータは、高野山大学に保管されている、仏教や密教に関する歴史的資料をデジタル化して広く一般に公開することを目的としたデジタルアーカイブ事業に共同で取り組んでいる。 1886年に真言密教の宗門大学として創設された高野山大学は、弘法大師空海が開いた真言密教の根本道場としての役割に加え、教育機関としても1200年の伝統を有しており、同大学の図書館に蓄積されている仏教や密教に関する資料は、国内有
読売新聞社は8月1日(火)から、「読売記事検索」のサービスを開始しました。 1874年(明治7年)の創刊から現代まで、140年余りの読売新聞記事約1,300万本を、自宅や職場にいながらいつでも簡単に検索できます。 利用は有料で、月額300円(税別)から。記事の見出しや本文の表示件数に応じて情報料が加算される従量制サービスで、月の情報料が300円以下だった場合は300円が課金されます。 支払いはクレジットカードのみで、利用には無料の読売IDに会員登録する必要があります。 記事の情報料は以下の通り。 見出し :4円 本文 :75円 本文 :75円 切り抜き紙面:100円 記事紙面 :500円 現代人名録 :300円 提供される情報は、明治7年の創刊からとなるため、時代によって提供内容は異なります。 1874年(明治7年)の創刊号から1989年までは、当時の紙面1ページを表示し
夏休み中の小学生らの学習を支援する取り組みを、兵庫県三木市内の公共施設が相次いで行っている。市立図書館3館は「自由研究ヒントカード」30種類を31日まで設置。三木山森林公園(同市福井)ではボランティアグループ「チーム64(むし)」がカブトムシやチョウなどの昆虫の標本を31日まで展示(水曜休み)し、5、6日午前10時~午後3時には「移動昆虫館&昆虫標本づくり」を開く。(大島光貴) 自由研究ヒントカードは「からだのふしぎ」「三木の歴史をしらべよう」「いろいろなそめ物」などを司書が手作りし、参考図書を案内。コーナーには冊子「調べ学習のしおり」を置くほか、司書らも相談に応じる。今年は自由研究のまとめ方を紹介するため、各館でアサガオの栽培を始め、毎日の観察記録を掲示している。中央図書館(TEL0794・83・1313)など。 同公園の「移動昆虫館-」では昆虫に触れるほか、自分で捕った昆虫を標本にする
夏休みといえば自由研究。知りたいことを時間をかけてじっくり調べるチャンスだ。以前は手探りで決めていた研究テーマも、今ではその糸口が数多い。子供向けの職業体験施設や各地の図書館が今年も自由研究の手助けに乗り出しており、悩む親にとってもヒントになりそうだ。(櫛田寿宏) ◇ 世界に国いくつ? さまざまな職業を体験できるキッザニア東京(東京都江東区)とキッザニア甲子園(兵庫県西宮市)は31日まで、「夏休み応援企画 わくわく自由研究」を開催している。自由研究センターを設置し、研究のきっかけを見つける方法や研究の進め方などについて学べる。各パビリオンには研究のヒントが書かれたメモを掲示。「どうしてロボットが言葉を話したり、動いたりできるんだろう?」(NTTドコモ)、「世界にはいくつの国があるのだろう」(JTB)など、調べるきっかけになりそうな問いかけがされている。広報グループの大久保陵平さんは「調べた
長崎は9日、原爆投下から72年を迎える。犠牲者の慰霊や平和を祈る催しなどが各地で開かれる。【今野悠貴】 ◆テレビが伝えた被爆の記憶fromナガサキ 6日まで、長崎市平野町の原爆資料館ホール。NHK長崎放送局と民放4局がこれまでに制作した番組を上映。 ◆原爆資料館収蔵資料展 10月2日まで、長崎市平野町の原爆資料館。昨年7月以降に資料館に寄贈された原爆関連の資料や遺品など70点を展示。
文部科学省が、2017年6月21日に開催された、科学技術・学術審議会学術分科会 第9期学術情報委員会(第3回)の配布資料を公開しています。 文部科学省 新着情報 http://www.mext.go.jp/b_menu/news/index.html ※平成29年08月01日に「第9期学術情報委員会(第3回) 配付資料」とあります 第9期学術情報委員会(第3回) 配付資料(文部科学省) http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu4/040/shiryo/1387142.htm 参考: 文部科学省、第9期学術情報委員会(第2回)の配布資料を公開 Posted 2017年6月21日 http://current.ndl.go.jp/node/34204 文部科学省、第9期学術情報委員会(第1回)の配布資料を公開 Posted 2017
岐阜県図書館が、2017年8月5日から10月9日まで、企画展示「数奇な運命をたどった外邦図―参謀本部陸地測量部の地図を中心に―」を開催します。 同館が所蔵する約1万4千点の外邦図の中から、東南・南アジア、太平洋地域のものを中心に22点展示し、外邦図(海図も含む)や同館の収集経緯を解説します。 県図書館所蔵地図展「数奇な運命をたどった外邦図―参謀本部陸地測量部の地図を中心に―」(岐阜県図書館) http://www.library.pref.gifu.lg.jp/event/kikaku-tenji/top.html#28 関連: 外邦図(岐阜県図書館) http://www.library.pref.gifu.lg.jp/map/worlddis/mokuroku/out_japan/out_japan.htm 外邦図(一覧)(リサーチ・ナビ) https://rnavi.ndl.go.j
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