国内の公立図書館で電子書籍の貸し出しが広がっている。神戸市は6月22日、大阪市は7月2日に、楽天が手掛ける電子図書館サービスを試験導入した。電子出版制作・流通協議会(電流協)によると、電子書籍を提供する自治体図書館は徐々に増えており、全国で約80自治体(全体の約6%)にのぼる。神戸市が始めた「KOBE電子図書館」は、市立図書館の図書館カードを持っている人が対象。市内に11ある図書館の窓口で専用
日本航空(JAL)は2018年7月21日(土)、大和高田市で「空育 JAL折り紙ヒコーキ教室」を開催します。大和高田市立図書館2階学習室を会場に、13時30分から15時まで開催される予定です。JALは、2016年11月から「JAL空育」をスタートし、この一環で「折り紙ヒコーキ教室」を開催しています。 このイベントは、親子や友達同士でコミュニケーションをはかりながら、遊ぶことの楽しさを体感するワークショップイベントです。折り紙ヒコーキ協会の技術指導を受け、認定の指導資格を持ったJALグループ社員から、飛行機の仕組みを取り入れたよく飛ぶ折り紙ヒコーキの折り方を教えてもらえます。 今回のイベントには、奈良県大和高田市の小学生約30名が参加します。詳しくは、JALのウェブサイトを参照ください。
来館する機会の少ない市民に利用を促そうと石垣市立図書館(桃原直館長)は13日、開館時間を2時間延長する「ナイトライブラリー」を初めて開いた。通常の貸し出しや返却、学習室の利用のほか、閲覧室中央スペースで映画の上映も行った。来館者から「とてもいい取り組み。継続してほしい」など喜ばれる一方、周知不足で来館者数は少なかった。同館では、今後の開催も含め、より多くの市民の利用につながる行事などを企画していきたい考えだ。 同館は、初の試みで受け入れ態勢に懸念があるとして、フェイスブックやホームページ(HP)、同館だより「南風(ぱいかじ)」、八重山のイベントなど情報を紹介するサイト「やいまタイム」など一部に周知を限定。 その影響からか通常の閉館時刻の午後7時から同8時までの来館者はわずか3人程度にとどまった。同館によると、映画を鑑賞したのは約20人。上映終了後は鑑賞者を対象にアンケートを実施した。 「南
14日午後4時ごろ、仙台市青葉区のせんだいメディアテーク3階で、市民図書館の天井材が床に落下して砕け散った。破片が近くにいた男性利用者の右ひじに当たり、かすり傷を負った。 市民図書館によると、天井材が落下したのは3階フロアの西端部分。天井は高さ5.1メートルで、落ちた石こうボードの大きさは長辺約1メートル、短辺0.4~0.5メートル、厚さ2.5センチだった。 落下原因は不明。市民図書館は原因究明や天井の安全点検のため、一般図書フロアの3階と郷土・参考図書フロアの4階を16日まで臨時休館する。17日は定例休館日で、全館開館は18日以降になる見通し。 2001年開館のメディアテークは地上7階、地下2階。11年の東日本大震災で7階の天井が落下した。
日本出版販売(日販、本社・東京都千代田区、平林彰社長)の物流改革が“守り”から“攻め”に転ずる。4月の組織改正で「物流本部」を新設し、物流拠点の再構築に着手。業量の変化に柔軟に対応できる汎用性の高い物流拠点へと機能・設備を見直し、出版物の物流効率を高めると同時に、出版物以外のアイテムの取り扱いも拡大する。また、軒数が増加する一方、1軒あたりの積載量が減っているコンビニエンスストア(CVS)向けの配送についてトラックの空きスペースの有効活用も検討していく。 DC型、TC型の拠点に再編、業界動向に柔軟に対応 2018年度から3ヵ年の中期経営計画のスタートに合わせて4月に組織を改編し、「仕入流通本部」「営業本部」「物流本部」「管理本部」の4本部体制とした。このうち「物流本部」では、従来、取引先別、アイテム別に設置していた物流拠点を、DC(Distribution Center=在庫保管型の物流セ
前回、「東京ミッドタウン日比谷」にメガネ店や理容店、居酒屋など8業種を複合させた「HIBIYA CENTRAL MARKET(ヒビヤ セントラル マーケット)」を開業した老舗書店、有隣堂(横浜市)の松信裕社長に、その経緯をつまびらかにしてもらった。後編では、開業後の運営状況、さらにその次、書店を続けていくには何が必要なのか聞いた。前編はこちら ヒビヤ セントラル マーケットの立ち上がりはいかがですか。 松信:絶好調です。初日の売り上げは開店景気もあって400万円ほどになりました。その後も毎日、売り上げ目標をクリアしています。 私は飲食店の利益率が高いことは知ってはいたのですが、改めて目の当たりにすると、やはりすごいなと思います。それから、なぜ婦人服を売る店が多くあるのかも分かりました。やはり利益率が高いんですね。ファッションの販売に携わっている人たちは「松信さん、ファッションってそんなに甘
前回、「東京ミッドタウン日比谷」にメガネ店や理容店、居酒屋など8業種を複合させた「HIBIYA CENTRAL MARKET(ヒビヤ セントラル マーケット)」を開業した老舗書店、有隣堂(横浜市)の松信裕社長に、その経緯をつまびらかにしてもらった。後編では、開業後の運営状況、さらにその次、書店を続けていくには何が必要なのか聞いた。前編はこちら ヒビヤ セントラル マーケットの立ち上がりはいかがですか。 松信:絶好調です。初日の売り上げは開店景気もあって400万円ほどになりました。その後も毎日、売り上げ目標をクリアしています。 私は飲食店の利益率が高いことは知ってはいたのですが、改めて目の当たりにすると、やはりすごいなと思います。それから、なぜ婦人服を売る店が多くあるのかも分かりました。やはり利益率が高いんですね。ファッションの販売に携わっている人たちは「松信さん、ファッションってそんなに甘
日本図書館協会(JLA)が、平成30年7月豪雨による図書館の臨時休館及び被害状況を公開しています。 電話での確認やウェブサイトの掲載情報によりまとめたものです。 ≪平成30年7月豪雨による、臨時休館及び被害状況、以下のとおりです≫(2018年7月10日午後5時現在)(JLA) http://www.jla.or.jp/home/news_list/tabid/83/Default.aspx?itemid=4083 参考: 日本図書館協会(JLA)、平成30年台風第7号と前線等による大雨の被害を受けた図書館に関する情報の提供を呼びかけ Posted 2018年7月10日 http://current.ndl.go.jp/node/36297 平成30年台風第7号と前線等による大雨の図書館への影響 Posted 2018年7月9日 http://current.ndl.go.jp/node/3
和歌山県立図書館(和歌山市西高松)と和歌山市民図書館(同市湊本町)は、マイナンバーカードを図書の貸し出し利用券として使用できるようにする。利用者の利便性向上とマイナンバーカード普及のためで、県は今後ほかの市町村図書館にも呼び掛けていきたいという。 県立図書館の本館は16日から、和歌山市民図書館(分館など含む)は17日から利用できる。県立図書館の紀南図書館(田辺市新庄町ビッグ・ユー内)は来年1月からの予定。 図書を借りる場合は通常、その図書館専用の貸し出し利用券を提示する必要があるが、マイナンバーカード1枚で対応できるようになる。このサービスを希望する場合は、それぞれの図書館窓口で手続きが必要。 マイナンバーカードの図書館利用は、近畿では京都府立図書館や奈良県の王子町立図書館でも導入している。 これは、総務省が昨秋から始めた事業「マイキープラットフォーム」の一つ。公共施設などのさまざまな利用
自民党の「全国の書店経営者を支える議員連盟」(会長・河村建夫元官房長官)が12日に開いた会合で、出席した書店経営者から「インターネット書店課税」創設の要望が上がった。インターネットによる書籍販売が普及し、実店舗の経営が圧迫されているとして「われわれは固定資産税を払っている。区別を図ってほしい」などと訴えた。 著作物を定価販売する「再販制度」維持のため、ネット販売の過度なポイント還元による実質的な値引きの規制も要請。来年の消費税増税に際し、書籍・雑誌への軽減税率適用を求める声も出た。河村氏は「さらに議論を深めたい」と応じた。
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