かつて人気を集めた任天堂の家庭用ゲーム機「ファミリーコンピュータ」のミニチュア版が10日、全国で発売された。「スーパーマリオブラザーズ」など往年の人気ソフト30作品を内蔵していて、ファミコンが「復活」したことになる。 発売されたのは「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」(税別5980円)。1983年に登場した初代ファミコンの6割ほどの大きさで、手のひらにのる。テレビやモニターにつないで、「ドンキーコング」や「パックマン」など、懐かしのゲームが遊べる。昔のカセット式ソフトは使えず、ソフトの追加もできない。 大手の家電量販店などでは予約が殺到し、現在は品切れ状態だという。オークションサイトでは高値で転売する動きもある。任天堂は来週以降に出荷を再開する予定だ。 JR大阪駅前のヨドバシカメラマルチメディア梅田には、10日朝から予約した商品をいち早く受け取ろうとするファンもいた。大阪