既視感 古市憲寿さんの『絶望の国の幸福な若者たち』(講談社、2011年)という本を読んだ。先月末のテレビ朝日「朝まで生テレビ」でのお題になる程度には話題になった本だ。 著者は1985年生まれの26歳(刊行時)。この若さですでに『希望難民ご一行様:ピースボートと「承認の共同体」幻想』(光文社新書、2010年)とあわせて2冊目の単著。著者自身が「若者」世代だという位置づけも加わって、マスコミの話題にはなりやすく、またそれゆえにずいぶんと毀誉褒貶も激しい。大人気ない罵倒や感情的な表現に流れた反発・批判も寄せられたようである。そのなかには著者の肩書が「社会学者」となっていることに向けられたものもあった(どうでもよい)。 私はというと、率直に言って、面白かった。「若者論」の体裁をとった現代日本社会論である(現代日本の「一億総若者化」というのも本書の主張するところである)。読み始めてから一気に読了まで
2012年03月06日13:19 カテゴリ本 「就社」社会の余命 冷泉彰彦氏のコラムが話題になっているが、このようにレストランの給仕でも職務が細分化されているのは、アメリカだけではなく日本以外のすべての国の組織の特徴である。日本のように他人の仕事を手伝ったりサービス残業したりする労働者は、中国にも韓国にもいない。これは勤勉革命のたまものだろう。 ただ日本でも、戦前の職人は多くの職場を渡り歩く専門職だった。それがなぜ戦後は就社になったのかというのが本書のテーマだが、これには諸説ある。経済史でふつう想定するのは戦時体制で年功序列になったとか、戦後の労使紛争を経て熟練労働者を囲い込むために長期雇用が始まったというものだが、本書は戦前からの学校の需給調整機能に注目している。 職能別の編成はいいことばかりではなく、排他的な縄張り主義になりやすい。特に職能ごとに労働組合が編成されると、一つの企業に何十
ブログに書くネタがどうしてもないという場合にどうしたらいいのかを簡単に解決していきます。 特にネタがない人に限って言えば、「いつ、どこで、だれが、何を、どうしたか」に囚われ過ぎる傾向にあるので、今回の方法で、そこを広げていけばいけるんじゃないかと。 ネタが無いなら「なぜ」をつかいこなせ そもそもネタがなぜ無いのか? 5W1Hでしたっけ「いつ、どこで、だれが、何を、なぜ、どうしたか」意外と軽視されがちなのがこの「なぜ」です。 ブログと言ってもメディアとして書かれている場合は特に「いつ、どこで、誰が、何を、どうしたか」を中心にみなさんはブログを書いています。とくに「いつ」を常に最新の情報に付加価値をおき、出来事を書き記す方法が一般的です。 中小企業の「お知らせ」は全て自社のプレスリリースのみになるため、これほど他人の興味を引きにくい情報はありません。 では、なぜ皆さんはこの「いつ、どこで、誰が
100:離婚さんいらっしゃい:2010/08/09(月) 20:30:21 離婚はしていませんが、夫が出て行ってから1年経過しました。 その後調停・裁判に進んでいます。 原因は私が夫に離婚届を突きつけたから。 でもこれは、夫にこれぐらい真剣に私と向き合ってほしいと思ったから。 まさか本当にサインするとは思わなかった。 この離婚届は私の手元にあり、役所には提出していません。 現在裁判所に提出する陳述書を製作中。 私の気持ちを裁判官がとこまで分かってくれるかな。 100です。:2010/08/09(月) 20:53:48 私は納得していないんです。 私はまだ夫と十分に話し合っていない。 調停も裁判も、私にとってはただただ「唐突」なものなのです。 確かに離婚届を突きつけるやり方が間違っていたのは認めます。 (今回を含めて3回やりました) でもどうしてそれがすぐ調停・裁判まで移行するの? 私は1
ここ10年ぐらいの出版界において、大きな問題は「ブックオフ」(新古本流通)と「電子書籍」だろう。特にブックオフの問題は、出版と出版流通ビジネスの根幹を否定する深刻な問題である。 ブックオフは出版業界にとって異物である。本の流通を扱いながら、既存の出版業界にはなんの利益も与えずに、むしろ売り上げを奪う吸血虫のような存在である。繁栄するこの異物は何者なのであろうか。時代の変革期には往々にして、過去の体制を崩す異物に未来の体制を築くヒントが秘められていることがある。まずその本質を見極めなければならない。 「本は捨てられない」から生まれたビジネス そもそも新刊が古本として流通しはじめたのは、80年代バブルの末期頃、ホームレスたちが始めた「雑誌の最新号を集めて駅で売る」というところからである。それまでも、電車の棚に置かれた雑誌や駅ホームのゴミ箱に置かれていた雑誌を拾うというようなことはありがちだった
悲しいかな…見る人によってこれだけ変わる職業別イメージいろいろ 今の職種に就く前と後で、仕事に対する印象は変わったでしょうか。 実際に仕事の現場を知ると、一般に思われているイメージとは大きく違った……なんてことはよくある話ですよね。 さまざまな職業を視点別に比較した、非常にわかりやすい画像がありましたので、ご紹介します。 1. 役者 2. 訪問販売 3. 弁護士 4. 編集者 5. 大学生 6. 専業主婦 7. 専業主夫 8. 女性プログラマー 9. 女性ゲーマー 10. 写真家 11. 考古学専攻の学生 12. 原子核物理学者 13. 建築士 14. 芸術家 15. 教師 16. 起業家 17. 監督 18. 映画監督 19. 医者 20. ミュージシャン 21. マック・ユーザー 22. マーケティング担当 23. フェイスブック中毒 24. ナース 25. テクニカルサポート 26.
東浩紀が『一般意志2.0』についてインタビューを受けている。 「一般意志2.0」が橋下市長の“独裁”を止める?―現代思想家、東浩紀インタビュー(BLOGOS編集部) - BLOGOS(ブロゴス) 全体に「言い訳解説」的になっているのは、誤解というか攻撃というか、マイナスの風がものすごいから、一言言っとくか、という感じなのだろう。知らないけど。 そのなかで明らかにぼくの記事に対する反論もある。 東浩紀『一般意志2.0 ルソー、フロイト、グーグル』 - 紙屋研究所 「しょぼい」という批判にたいして「しょぼくない」と言ってるわけだが、「具体構想がしょぼい」といったのはぼくだから、ぼくの記事への批判だろう。違うの。 んでもって、誰もインタビューしてくれないので、架空のインタビューをしてみた。 東の具体構想の二つの問題点 ――東さんが“しょぼいというが、お前の想像力が足りないんじゃねーの”と批判して
以前にUPし忘れておりましたが、 シングルマザーシェアハウス『ペアレンティングホーム高津』の入居説明会の様子が テレビ東京『NEWSアンサー』で放映されていました。 この放送が終わったあたりから、各メディアさんの取材が増えてきました。 まず、タウンニュースさん。これは、TV放送よりも前ですが・・・ 次に毎日新聞さん。全国紙なので、すごく興奮しました!! 日本経済新聞さん 神奈川新聞さん 全国賃貸新聞さん このほかにも、フジテレビさん、NHKさん、日本テレビさん、朝日新聞さんなどの取材がありました。 いつかどこかのタイミングで、放映していただけると思うのですが、報道番組の場合、あまり放送前に いつ放送されます!っていっちゃいけないみたいなので、知りたい方は、メッセージをいただければこっそり教えます。
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