「僕が就いているトレーダー職は、30代でも年収5000万円ぐらいの人はゴロゴロいます。でも、 '08年のリーマンショックを境に、職場の雰囲気はガラッと変わりました。それまでは3000万円くらいのボーナスは一括でポンと払ってくれたのに、今では4分割にして4年かけて受け取る制度に変わってしまった。自己都合で退職すると、残りのボーナスを受け取る権利もなくなることになった。だから、皆、会社にしがみつくようになった。 外資系なのに、なんだか日本の企業より日本的な雰囲気になっちゃった気がします。でも外資系金融には、まだまだ強者、図太い人たちがいます。やはり外資系金融の特徴である成果報酬型の企業カルチャーは、不滅だと思います(笑)」 こう話すのは、外資系金融機関で働く現役のトレーダーで人気ブロガーでもある藤沢数希氏である。藤沢氏は大学を卒業後、米系の研究機関で物理学の博士号を取得。その後、ヘッドハンティ
一般的な情報源では得られにくい視点を、経済評論家の勝間和代が独自の切り口や事例による考察で先読みします。 いろいろな方に「書かれているよ」と勧められたので、橘玲さんの、「残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法」を通読しました。 私が書いた、「やればできる」は本当か、ということを繰り返し、引用されています。 ところが、ぜひ、橘さんにお伺いしたいと思ったのが、橘さん、「やればできる」を正直、通読していないのではないかという印象を受けました。 なぜなら、「残酷な世界で~」と「やればできる」でいっている手法は、ほぼ、同じだからです。 それは、「自分が相対的に得意な能力を生かせる仕事に就こう」、この言葉に凝縮されます。 それをなぜか、「やればできる」を自己啓発の能力開発手法の典型として、いわゆるマルチプル・インテリジェンスの論理・数字的能力を中心とした開発手法として引用されている印象を受けました。
『残酷な世界~』は、幸いなことに、多くの方に読んでいただけているようです(ありがとうございます)。 作品の評価はもちろん読者の自由なのですが、レビューを見ていると、「遺伝子決定論」という表現が目についてちょっと気になりました。たしかに「遺伝的なちがいが人生に大きな影響を与える」と書きましたが、これは遺伝子決定論ではありません。細かなことのようですが、大事な点なので、ちょっと説明しておきたいと思います。 それによって、本書が遺伝的な影響を強調しすぎているのではないかという勝間和代さんの疑問にもお答えできると思います。 遺伝と環境が(能力を含む)人格形成に与える影響については、大きく以下の3つの考え方があります。 人格は遺伝で決まり、環境は関係ない(遺伝子決定論) ひとは「空白の石版=ダブラ・ラーサ」として生まれてくるのであり、人格の形成に遺伝は関係なく、すべては社会的な環境で決まる(環境決定
This webpage was generated by the domain owner using Sedo Domain Parking. Disclaimer: Sedo maintains no relationship with third party advertisers. Reference to any specific service or trade mark is not controlled by Sedo nor does it constitute or imply its association, endorsement or recommendation.
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く