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ブックマーク / odamitsuo.hatenablog.com (2)

  • 出版状況クロニクル49(2012年5月1日〜5月31日) - 出版・読書メモランダム

    出版状況クロニクル49(2012年5月1日〜5月31日) 最近になって、地域の老舗である事務用品、文房具店が自己破産した。町の商店街は実質的に解体されて久しいが、それでもずっと同じ外観のままで残っていた数少ない店舗のひとつだった。 ここは小中高などの学校関係、市役所を始めとする公共機関を主たる外商先とし、長きにわたって手広く事務用品や文房具を納入していたこともあって、地場でもよく知られ、私たちにとっても、中学生の頃から馴染み深い店でもあった。 閉じられたシャッターに貼られた自己破産の知らせは、高度成長期をピークとして繁栄していた商店街、地場の小さな商店の集積の時代の終わりを象徴的に告げているようだった。そして終わりは異なっていたにしても、同じように商店街にあった三つの書店も消えていったことが思い出された。 1.アルメディアによる12年5月1日時点での書店数調査が出された。それを示す。 ■書

  • 出版状況クロニクル42(2011年10月1日〜10月31日) - 出版・読書メモランダム

    出版状況クロニクル42(2011年10月1日〜10月31日) 中小から大手に至る、書籍をメインとする大半の出版社が、かつてない大量返品によって、取次売上が激減している。これが一過性のものであるのか、それとも数ヵ月続くのか、またその果てに何が起きるのか、まったく予断を許さない状況下に、多くの出版社が置かれている。 私は1999年に『出版社と書店はいかにして消えていくか』(ぱる出版、のち論創社)を上梓して以来、この失われた十数年の出版業界の状況について、「出版敗戦」と見なし、再販委託制に基づく出版社、取次、書店からなる出版業界が「限界集落」と化し、その挙げ句に「深層崩壊」に見舞われていると指摘してきた。そしてまたこれからは「想定外」の出来事も生じてくるのではないかとも。 東日大震災と原発事故から半年以上が経ち、今年も余すところ2ヵ月になってしまった。しかし大震災も原発事故も、まだほとんど復興

    tsfmysd
    tsfmysd 2011/11/01
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